札幌大学(札幌市豊平区)は12月1日、アイヌ文化教育研究センターを設立した。これは、同大のアイヌ民族に関する教育研究成果をもとに、アイヌ文化の担い手育成などを通じて次代に貢献するとともに、国内外におけるアイヌ民族に関する理解の促進に資することを目的としたもの。センター長には同大地域共創学群(歴史文化専攻)専門担当教員の本田優子教授が就任した。
◆アイヌ文化教育研究センター
○センター長
本田優子 教授(地域共創学群/歴史文化専攻 専門分野:アイヌ文化、アイヌ史、アイヌ語)
○運営委員
常本照樹 教授(地域共創学群/歴史文化専攻 専門分野:アイヌ法政策学、憲法学)
瀬川拓郎 教授(地域共創学群/歴史文化専攻 専門分野:考古学・アイヌ史)
同センターは、一般社団法人札幌大学ウレシパクラブとも連携し、次の事業を実施する。
(1)アイヌ文化の担い手の育成
(2)アイヌ民族及び海外先住民族に関する教育研究の推進
(3)市民を対象とする講演会・シンポジウム等の開催
(4)アイヌ文化研究機関及びアイヌ文化保存団体との交流
(5)海外の先住民族及び先住民族文化研究機関との交流
なお、当初、12月12日に予定していた設立記念式典は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、令和3年3月に延期予定。詳細は決まり次第案内する。
(関連ページ:札幌大学公式サイト内)
・アイヌ文化教育研究センターの設立について
https://www.sapporo-u.ac.jp/news/su-news/2020/11300000.html
▼本件に関する問い合わせ先
札幌大学 学務部 研究支援課
岡田
TEL:011-852-9150
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/