「1 NIKKOR」でもっとも明るい、開放F値1.2の大口径中望遠単焦点レンズ 「1 NIKKOR 32mm f/1.2」を発売
- 株式会社ニコンイメージングジャパン
- 2013年05月14日
- 13:20
高い解像力と、大きくなめらかなボケ味が特長の「Nikon 1」用高性能レンズ
株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:五代 厚司、東京都港区)は、レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1(ワン)」用レンズ「1 NIKKOR(ワン ニッコール)」のラインナップ拡充に向け、新たに「1 NIKKOR 32mm f/1.2」を発売します。なお、本製品は、2012年10月24日に開発発表を行っています。
「1 NIKKOR 32mm f/1.2」は、焦点距離32mm(35mm判換算で焦点距離86mm相当の画角)、「1 NIKKOR」シリーズの中でもっとも明るい開放F値1.2の大口径中望遠単焦点レンズです。
高い解像力により、人物撮影であれば髪の毛やまつげの1本1本まで緻密に描写できます。また、なめらかなボケ味や、美しく大きな丸ボケを活かした描写が可能です。背景をボカして人物を際立たせたポートレート写真から、スナップ、風景写真まで、さまざまな撮影シーンに適しており、表現の幅も広がります。
さらに、「1 NIKKOR」初のナノクリスタルコートを採用し、逆光時などに発生しやすいフレアーやゴーストを効果的に低減。また、近距離補正方式によるフォーカス駆動を可能とし、近距離撮影でも収差の少ない高い解像力とリアルな質感描写を実現する超音波モーター(SWM=Silent Wave Motor)を搭載しています。そのほか、フォーカスリングの操作で直感的なピントの微調整ができる「M/A」(マニュアル優先オートフォーカス)機能など、「1 NIKKOR」としては初めてとなる装備や機能を搭載、採用しています。カラーはブラック、シルバーの2色展開で、高品位な金属外観による高い質感と、ホールディング性にこだわったデザインも特長です。
●「1 NIKKOR 32mm f/1.2」発売概要
商品名 「1 NIKKOR 32mm f/1.2」
希望小売価格 \105,000(税抜\100,000)
発売予定 2013年6月
カラー ブラック、シルバー
●「1 NIKKOR 32mm f/1.2」の主な特長
・焦点距離32mm(35mm判換算で焦点距離86mm相当の画角)、「1 NIKKOR」レンズラインナップの中ではもっとも明るい開放F値1.2のCXフォーマット対応大口径中望遠単焦点レンズ。高い解像感と柔らかい自然なボケ味が楽しめます。
・「1 NIKKOR」初のナノクリスタルコートを採用。逆光撮影時に発生しやすいフレアーやゴーストを低減
・「1 NIKKOR」初搭載となる超音波モーター(SWM=Silent Wave Motor)が近距離補正方式によるフォーカス駆動を可能とし、近距離撮影でも収差の少ない高い解像力とリアルな質感描写を実現
・フォーカスリングの操作で直感的なピントの微調整ができる「M/A」(マニュアル優先オートフォーカス)機能を「1 NIKKOR」に初採用。動画撮影時にも、スムーズな撮影が可能です。
・AF駆動音の低減により、撮影時の静音化を実現
・高品位な金属外観の高い質感と、カメラボディーに装着した際のホールディング性の良さが特長のデザイン
・汎用性の高いブラック、シルバーの2色展開
今回新たに発売する「1 NIKKOR 32mm f/1.2」を加え、「1 NIKKOR」は全9本のラインナップとなります。
【「1 NIKKOR」レンズラインナップ】※市場投入順
・「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6」 3倍標準ズームレンズ
・「1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6」 コンパクトな望遠ズームレンズ
・「1 NIKKOR 10mm f/2.8」 広角薄型単焦点レンズ
・「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4.5-5.6 PD-ZOOM」 パワードライブ機構搭載レンズ
・「1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6」 2.5倍標準ズームレンズ
・「1 NIKKOR 18.5mm f/1.8」 開放F値1.8の明るい単焦点レンズ
・「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」 小型10倍ズームレンズ
・「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」 画角100度の超広角ズームレンズ
・「1 NIKKOR 32mm f/1.2」 開放F値1.2の明るい単焦点レンズ
●「NIKKOR」発売80周年、「NIKKOR」ブランドについて
「NIKKOR(ニッコール)」は、ニコン製写真用レンズのブランドで、今年で発売から80周年を迎えました。「NIKKOR」という名称は、ニコン創業時の社名「日本光学工業株式会社」の略称であった「日光」の英文表記「NIKKO」に、当時、写真レンズの名称の末尾によく使われていた「R」がつけられ誕生しました。
「NIKKOR」は、開発設計から製品化に至るまで、ニコン独自の高水準規格によって管理が行われており、ユーザーのニーズに応える設計、それを実現する生産体制、および検査が「NIKKOR」レンズの高い品質を支えています。2011年10月には、半世紀以上の歴史を持つ「ニコン Fマウント」に続く新設計のレンズマウント「ニコン 1マウント」を採用した「Nikon 1」用交換レンズ「1 NIKKOR」の発売も開始し、ラインナップを拡充してきました。
なお、ニコンのレンズ交換式カメラ用レンズは、超広角から超望遠、フィッシュアイ、ズームレンズ、マイクロレンズ、PC-Eレンズとさまざまな用途に対応した幅広いラインナップを取り揃えており、レンズ交換式アドバンストカメラ用レンズ「1 NIKKOR」を含めると現在80種類以上をラインナップしています。今後も高品質で魅力的な製品の開発、市場投入に努めていきます。