大阪国際大学(大阪府守口市、学長:宮本郁夫)国際教養学部の学生らが、鳥取市鹿野河内で初めて開催される「果樹の里山まつり」を企画した。学生たちは、コロナ期におけるローカルツーリズムの利点を生かそうと、地元の方々にオンラインでプレゼンテーションし、さまざまなアイディアを出し合った。まつりは10月17~18日に開催される予定。
国際教養学部国際観光学科の久保由加里教授の研究室では、地域活性化と人材育成で覚書を締結している鳥取市鹿野町で、2014年から耕作放棄地を果樹の里山にするプロジェクトに参加し交流を続けている。
久保教授は、森林や田園地帯、古い町並みなどを楽しみながら歩くイギリス発祥の「フットパス」(小径)を研究し、研究生たちと果樹の里山を地域資源とした河内地区のフットパスにも取り組んできた。長期化するコロナ期に、地元に目を向けて楽しむマイクロツーリズム*など、学生たちは新たな観光産業のあり方を学んでいる。
今回、地元の方々に果樹の里山を知っていただくことをコンセプトにした「果樹の里山まつり」を企画した学生たちは、落ち葉を使ったフロッタージュなど斬新なアイディアを具体化。10月に開催されるまつりでは、フットパスツアーのほか、いちじく狩りや栗ひろい、果樹を使ったパフェやケーキを楽しむこともできる。
*マイクロツーリズムとは
星野リゾート代表の星野佳路氏が提唱した、長期化するコロナ期における旅のあり方として、旅先での三密を避け地元の方が近場で過ごす旅のスタイル。
◆果樹の里山まつり
<日 時> 10月17日(土)・18日(日)
<会 場> 旧河内生活改善センター
<内 容> 直販市、限定カフェ、ミニコンサート、体験イベント(フットパスツアー・くだもの狩り ほか)
<問い合わせ先> 鹿野町河内果樹の里山協議会(TEL: 090-3170-3416)
◇関連URL
<大阪国際大学 国際教養学部 国際観光学科>
https://oiuvoice.com/ila/international-tourism/
(発信元:大阪国際学園法人本部事務局 企画・広報室)
▼本件に関する問い合わせ先
大阪国際大学
国際教養学部国際観光学科
教授 久保由加里
住所:大阪府守口市藤田町6-21-57
TEL:06-6902-0791(代)
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