クロール、Kroll ResponderによりMDRソリューションを強化

24時間365日の脅威ハンティングと優れたインシデントレスポンスにより、最高クラスのエンドポイントセキュリティを実現

2020年9月24日(東京)– ダフ・アンド・フェルプスの一部門であり、世界有数のリスク・コンサルティング・ファームのクロール・インターナショナル・インク(東京都千代田区、日本支社代表:片山浩樹)は本日、Kroll ResponderによりMDR(Managed Detection and Response; 検知と対応のマネージドサービス)能力を強化したことを発表しました。Responderは24時間365日、MDRに対応するターンキーソリューションで、クロールの経験豊富な調査担当による着実な監視、プロアクティブな脅威ハンティングと優れたインシデントレスポンスを統合して、比類のない可視性をもたらし、組織のセキュリティ運営を強化します。

Kroll CyberDetectER® Endpointの進化型であるResponderは、場所や時間を問わずサイバー攻撃に対して迅速かつ効果的に対応しなくてはならない、というあらゆる規模の組織にとって必須のニーズに対応しています。
エンドポイントとそのほかさまざまなイベントソースからの豊富なテレメトリデータと、年間何千件もの侵入に対応するクロールの最前線のツールおよび専門知識とを統合することによって、クロールは、主にリモート勤務の従業員に最適な最高クラスのエンドポイントセキュリティソリューションを提供します。その結果、クロールは「R(レスポンス)」を担う徹底したMDRを実現し、常に防御を最適化しながら、どのプロバイダーよりも深くセキュリティ関連事象を追跡、検出、封じ込めおよび復旧します。当社のアプローチの主要ステップは以下のとおりです。
  1. 追跡:豊富なエンドポイントテレメトリと、その他のセキュリティツールからのアラートは、潜在的脅威を明らかにするために、常に更新される多くのアトミックな行動探知機を通じてストリームされています。探知機はMITRE ATT&CK (米MITRE社が開発しているセキュリティのフレームワーク・ナレッジベース)にマップされ、世界中のアクティブな侵入とインシデントから得たクロール独自のインサイトにより強化されています。
  2. 検出:クロールはRed Canaryと連携して、機械と人知の適切な組み合わせを利用して、潜在的脅威を常に分析、検証し、誤検出をほぼ排除しています。
  3. 封じ込め:先進のセキュリティオーケストレーション、オートメーションとレスポンス(SOAR) 能力により、専用のレスポンスプレーブック(作戦帳)を利用することで、多くの脅威は追跡中に封じ込めされます。Kroll Responderの専門家が、強力なフォレンジック調査ツールを用いて数分以内にすべての脅威を見直し、根本的原因を特定し、残っている露出部分や影響があれば削減します。
  4. 復旧:脅威が封じ込めされた後、Kroll Responderは脅威を完全に排除し、ユーザーの環境に残っている脅威がないことを検証します。
  5. 最適化:Kroll Responderの専門家は、お客様のセキュリティプログラムと防御の強化に向け、当該インシデントに加えて現在進行中の助言とインテリジェンスによる効果的なアップデートとガイダンスを提供します。
クロールの世界的なリスク管理と調査に関する専門知識により、Responderのお客様はサイバー分野のみならず、ガバナンス、評価、コンプライアンス、訴訟支援、消費者への通知や評価サービスなどそれ以外の分野にわたる全面的なソリューションへのシームレスなアクセスのメリットも享受できます。

クロールのサイバーリスク部門マネージドサービス担当マネジングディレクター兼グローバル業務責任者のマーク・ブロウナー(Marc Brawner)は次のように述べています。
「何十年にもわたり、お客様は非常に重大な局面においてクロールを信頼してくださいました。Responderは、お客様がコアビジネスに専念できるように、この信頼と専門知識を完全にマネージドな24時間365日の検出・レスポンスソリューションとして具現化したもので、非常に貴重なセキュリティと安心をもたらします」

また、クロールのサイバーリスク部門アジア太平洋地域の責任者、ポール・ジャクソン(Paul Jackson)は次のように述べています。
「数々のアラートが飛び交う中、影響力の大きいセキュリティインシデントを検出し、それらに優先順位をつけて効率よく対応することは、現代のサイバーセキュリティチームが直面する最大の課題です。IT環境はこれまで以上に進化しており、サイバーインシデントに関係する法的、風評や金銭的なリスクを緩和するためには、まったく新しい、経験豊富なインシデントレスポンス能力を組み合わせた非常に効果的な監視ツールによって、くまなくカバーする必要があります。Kroll Responderはこれらすべてを、他に類を見ない経験と、世界をリードする、実績ある専門知識とともに提供し、組織が安全にビジネスを行うために必要な保証を提供します。」

Kroll Responderの機能をご覧になりたい方、また専用デモをご希望の方は、アレックス シムまでご連絡ください。
アレックス シム
シニアヴァイスプレジデント
サイバーリスク
alex.shim@kroll.com
+81 3 3593 0129

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クロールについて
クロールはグローバルアドバイザーであるダフ・アンド・フェルプスの一員で、リスクソリューションのグローバルリーディングカンパニーです。クロールは45年以上に渡り様々な業種の調査、サイバーセキュリティ、デューデリジェンス、コンプライアンス、物理的セキュリティ、事業運営上のセキュリティ、及びデータ・情報管理サービスを通して、お客様の人材、資産、事業運営、セキュリティに対する経営判断の支援をしてきました。https://www.kroll.com/ja-jp

ダフ・アンド・フェルプスについて
資産価値評価、コーポレート・ファイナンス、不正調査・紛争関連、サイバーセキュリティ、債権管理および当局規制問題等の分野で、クライアントの利益を守り、修復し、そして最大化するグローバル・アドバイザーです。Duff & Phelpsは、広範な産業分野のクライアントの皆様と、厳格なガバナンスと透明性を保ち業務を行います。リスクソリューションのグローバルプロバイダーであるKroll、そして複雑な業務管理および債権管理分野のリーディングカンパニーであるPrime Clerkを含め、Duff & Phelpsは世界25ヵ国に約 4,000 人のプロフェッショナルを擁しています。https://www.duffandphelps.jp
本件に関するお問合わせ先
伊丹由香里
Tel(代表): 03-3593-0290 Email: yukari.itami@kroll.com

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この企業の情報

組織名
クロール・インターナショナル・インク
ホームページ
https://www.kroll.com/ja-jp
代表者
片山 浩樹
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル22階
連絡先
03-3593-0290

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