GitHub Container Registryのパブリックベータをリリース



オープンソースプロジェクトおよびビジネスユースを含む、ソフトウェアの開発プラットフォームを提供するGitHub, Inc.(本社:米国サンフランシスコ、以下ギットハブ)は、9月1日(米国時間)に、パブリックおよびプライベートパッケージをソースコードとともに容易に公開できるパッケージ管理サービス「GitHub Container Registry」のパブリックベータをリリースしました。

昨年の GitHub Packages のリリース以来( https://github.blog/jp/2019-05-17-introducing-github-package-registry/ )、GitHubから多数のパッケージがダウンロードされ、Docker が npm に次ぎ、2番目に大きなGitHub Packagesのエコシステムとなりました。GitHubユーザーは、開発、リリース、デプロイに留まらず、本番環境のオペレーションに至るまでのソフトウェア開発ライフサイクルに必要となる全段階の管理に、コンテナやKubernetesなどのクラウドネイティブなテクノロジーの利用を拡大させています。

GitHub Packages を利用することでソフトウェアサプライチェーンのトレーサビリティは向上させている状況から、さらなる開発のエクスペリエンスとパフォーマンスを向上させるための新機能をリリースしました。


GitHub Container Registryの紹介

現在、パブリックベータ版として利用可能な GitHub Container Registry を利用することで、GitHub Packages 内のコンテナの処理方法が向上します。今回追加された新機能により、アクセスポリシーの強制、標準的なベースイメージの利用促進、また社内でのデータ共有の簡素化による innersourcing(インナーソーシング)の推進をサポートします。





公開リポジトリのソースコードに匿名アクセスを可能にするために、公開中のコンテナイメージへの匿名アクセスに対するリクエストを多くいただいてきましたが、GitHub Container Registry を使うことで匿名アクセスが可能になりました。まず GitHub Super Linter(https://github.blog/2020-06-18-introducing-github-super-linter-one-linter-to-rule-them-all/ )のパブリックイメージ ( https://github.com/orgs/github/packages/container/super-linter/30123 ) を公開しました。パブリックイメージについては、GitHub Container Registryを無料でご利用いただけます。ベータ期間中は、プライベートイメージについても GitHub Container Registry を無料で利用となっていますが、正式なリリース後は、GitHub Packages の追加機能として同じ価格が適用されます。

チーム間コラボレーションのサポートを強化するとともに、お客様がリリースする際にベストプラクティスを適用できるように、GitHub 内のOrganizationでのデータ共有やコンテナに対する柔軟なパーミッション管理機能を導入しています。Organizationにコンテナイメージを公開することで、他の開発者とより簡単かつ安全にコンテナイメージを共有できるようになります。パッケージ認証とそのソースコードの認証を分離すれば、公開範囲を少人数に制限したり、その他のリリースポリシーを強制することが可能になります。


使いかた
GitHub Actions の利用により、GitHub Container Registry への公開を簡素化が可能になります。GitHub Actions がタスクに基づき自動的にワークフローを提案します。公開手順を標準化するため、「Publish Docker Container(Dockerコンテナの公開)」ワークフローテンプレートを更新されました。


GitHub Packages で最新のDocker サービスを使用しているユーザー向けに、イメージの移管に関する
ガイダンス(https://docs.github.com/ja/packages/getting-started-with-github-container-registry/migrating-to-github-container-registry-for-docker-images )が作成されました。

今後もGitHubのパブリックロードマップから、継続的にGitHub Container Registryに関する最新情報をお届けします。近日中に、このロードマップを通して、Kubernetes アプリケーション向け Helm 3 チャートやユニバーサルストレージ向けの GitHub Container Registry の使い方など、クラウドネイティブな開発に役立つさらなるオープン規格対応についてもお知らせする予定です。

ご意見の募集

GitHub Packages や GitHub Container Registry のさらなる改善方法について、ユーザーからのご意見を募集しています。GitHubのコミュニティフォーラム(https://github.community/c/github-packages/43 )からお送りいただく、または製品チームまで直接フィードバック(https://support.github.com/contact/feedback?contact%5Bcategory%5D=packages )をお寄せください。

GitHub Blog
英語 
https://github.blog/2020-09-01-introducing-github-container-registry/
日本語 
https://github.blog/jp/2020-09-07-introducing-github-container-registry/


GitHubに関する情報は、こちらからもご覧いただけます。
Blog: (英語)https://github.blog/ (日本語)https://github.blog/jp/
Twitter: (英語) @github(https://twitter.com/github )      
     (日本語) @GitHubJapan(https://twitter.com/githubjapan )


【ギットハブについて】https://github.co.jp
GitHubは世界で5,000万人にのぼる開発者および290万の組織に利用される開発プラットフォームです。プログラミング環境にオープンな会話と協調を重んじるコミュニケーションによって、コラボレーションを促進する開発環境を提供しています。これらの開発を実現するワークフローで必要となるコードレビュー、プロジェクトおよびチームマネージメント、ソーシャルコーディング、ドキュメント管理などに、これまで以上の効率性と透明性をもたらし、より高速かつ品質の高いソフトウェア開発を支援しています。
GitHubは多様なユースケースに適した開発プラットフォームを用意しており、オープンソースジェクトから企業における機密性の高いソフトウェア開発までに対応できます。無料で利用できるパブリックリポジトリはオープンソースプロジェクトにて多く利用されていますが、プライベートリポジトリが利用できる有償サービス、GitHub EnterpriseやBusiness on GitHub.comなども提供しています。
2008年に米国サンフランシスコで創業したGitHub, Inc.は、初の海外支社として、2015年に日本支社を開設しました。
本件に関するお問合わせ先
【製品/サービスに関するお問い合わせ先】
ギットハブ・ジャパン営業およびサポート窓口 
Email:jp-sales@github.com

【報道関係者からのお問い合わせ先】 
ギットハブ・ジャパンPR事務局(プラップジャパン内)
担当:牟田 / 西田
Email:GitHub@prap.co.jp

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組織名
GitHub Japan
ホームページ
https://github.co.jp/
代表者
   
上場
非上場

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