ポジティブドリームパーソンズと金沢工業大学が共同研究 “人を感動させる技術”にもとづいた映像編集ノウハウを開発

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4月25、26日に、東京・恵比寿にて生理実験を実施

株式会社ポジティブドリームパーソンズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:杉元崇将、以下PDP)と金沢工業大学 感動デザイン工学研究所(所在地:石川県白山市 所長:神宮 英夫、以下K.I.T.感動研)は、PDP独自のサービスメソッド「感動の技術化」※1にもとづいたVTRの商品化に向けて共同研究を開始します。

PDPは<感動創出企業>として、自社が展開するホテル、レストラン、ウェディング等6事業で“感動”を与えるサービスの提供を行っています。これまで、顧客満足度をアンケートやヒアリングなどの手法を用いて評価してきました。しかし、“感動”という目に見えない価値を提供する中で、今後のサービスの質を向上させるために、まずは現状のサービスレベルを数値的にも把握する必要があると考え、2012年よりK.I.T.感動研との共同研究を開始しました。

“感動”は一般的に測ることは難しい心理に関わる概念です。 しかし、K.I.T.感動研では、心理学と工学の融合により“感動”を数値化し、分析する技術を開発し、様々な分野への応用を研究してきました。PDPとK.I.T.感動研は、これまでの研究結果を踏まえてより多角的な方法で生理実験を行います。そして、この実験で得られたデータを基に人が感動するメカニズムを探り、PDPがVTRの映像編集ノウハウを開発し、さらにその技術を応用した映像の商品化を目指します。

具体的な実験方法として、被験者は開発商品の販売ターゲットとなり得る20代~30代、まだ結婚式を挙げていない男女18名です。被験者は、脳機能測定器、心電計、アイカメラ、発汗計等の機器を装着し、それぞれが映像を視聴することで変化する生理的な数値を測定、これらをデータとして記録します。検体となるVTRサンプルは、「感動の技術化」を取り入れて編集した2種類の仮設映像と
結婚式の様子をそのまました撮影した一般的な記録映像の1パターンです。このデータは、K.I.T.感動研の神宮教授によって分析・評価され、この結果を基にPDPはサービスメソッドである「感動の技術化」を用いた編集技術の開発を進めます。開発には数カ月の期間を設け、2013年度には商品として販売する予定です。

今回の共同研究によって開発を目指すのは、結婚披露宴の記録として撮影されるVTR映像の編集ノウハウです。これらのVTR映像は、結婚式の後に思い出の映像として長く観られていくものです。しかし、単に結婚式の進行に沿った編集方法では、当日の感動さながらに臨場感あふれるシーンをVTRとして再現することは出来ません。PDPでは、この共同研究により結婚式という感動的な一日を映像として永続的に残すことが可能になれば、近年その意味や必要性が議論される結婚式の価値向上にも貢献できると考えています。

PDPでは、この度の共同研究を新たな感動サービスの開発基点とし、今後より高い確率で“感動”を創りだすための空間、音や香り、料理の味等、五感に働きかける商品、サービスの開発を行うなど<感動創出>の分野をより革新させ、可能性を広げていくことを目指します。

※1 「感動の技術化」とは
「感動の技術化」とは、PDPがこれまでに手掛けた数万件以上のサービス提供の経験やノウハウ、さらには学術研究を基に独自に開発したサービスメソッドです。人が感動する際のメカニズムを理論的に分析し、感動を“偶然的”ではなく“必然的”に創り出し、方程式化することで全てのサービスに展開しています。


【企業・大学概要】

<株式会社ポジティブドリームパーソンズ>
■社名:株式会社ポジティブドリームパーソンズ
■設立:1997年7月1日
■本社所在地:東京都渋谷区恵比寿南1-15-1 A-PLACE恵比寿南ビル3F
■代表取締役社長:杉元 崇将
■従業員数:450名(※2012年1月1日現在)
■事業内容:ホテル事業、レストラン事業、ウェディング事業、バンケット事業、
フラワー事業、コンサルティング事業
■WEBサイト:http://www.positive.co.jp/
■公式アカウント:Facebook (http://www.facebook.com/PositiveDreamPersons
Twitter (@pdp_kandou)

PDPは、「感動で満ちあふれる日本を創ってゆく。」をコーポレートビジョンとし、自社が展開するサービスを通じて“感動”を軸とした事業展開をしています。

<金沢工業大学>
■大学名:金沢工業大学
■研究所名:感動デザイン工学研究所
■所在地:石川県白山市八束穂3丁目1番地
■主な設備:2D・3Dの映像とTHX基準の音響設備・
触覚・体性感覚・嗅覚情報の提示装置を備えた感動デザイン工学スタジオ・
脳機能測定装置(NIRS)、生理機能測定装置(心電・筋電・胃電位など)、視線測定装置、モーションキャプチャー、3D映像提示装置、感性訓練スタジオ

感動デザイン工学研究所は、21世紀の”ものづくり”において重要視されている“人に感動をもたらす優れた製品開発の研究拠点”として設立、文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業オープン・リサーチ・センター整備事業(平成19年度)として、「感動プロダクトのための創出技術とクリエイティブ人材養成システムの開発」をテーマとして採択されました。
研究テーマは、「お客様のこころを動かすものづくり」を目指し、感動の測定・評価技術の開発・ものから受ける五感情報の統合化による感動商品開発のシステム開発・こころを動かすものづくりのできる技術者の養成システムの開発の3つとし、日々研究活動を行っています。


【報道関係者からのお問い合わせ先】-------------------------------------------------------
株式会社ポジティブドリームパーソンズ 担当:金井
TEL/ 03-5720-7880 FAX/ 03-5704-8674

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この企業の情報

組織名
株式会社ポジティブドリームパーソンズ
ホームページ
http://www.positive.co.jp/
代表者
杉元 崇将
資本金
28,110 万円
上場
非上場
所在地
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-15-1A-PLACE恵比寿南ビル3F
連絡先
03-5720-8110

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