アフターコロナ時代に行きたいチェコの自然スポット

歴史遺産や文化遺産だけではない、チェコの魅力。

新型コロナウイルスの流行により、アフターコロナと言われるこれからの時代の生活様式は変わってくると言われています。旅行についてもその傾向は変化すると考えられており、今までよりも自然体験が求められることになるでしょう。チェコ共和国は豊かな文化遺産で知られていますが、実は各地に興味深いけれども未だあまり知られていない自然スポットがたくさんあります。今回はアフターコロナ時代に対応したチェコの観光スポットを紹介します。


初心者にもやさしいハイキング&ウォーキングコース

チェコで最も高い山は、クルコノシェ山脈のシュネスカ山で標高1602mであり。アルプスのような高い山はありません。しかし、国全体がいくつかの山脈に囲まれており、4つの国立公園を含む多くの自然保護地域があるなど自然は豊富です。これらの場所はどこも、初心者から経験豊かなハイカーまでが楽しめる、ハイキングやウォーキングに最適な場所なのです。

初心者は海外でハイキングすることに不安を感じるかもしれませんが、チェコ共でのハイキングは、1889年から使用されているハイキング用標識のおかげで初心者にもフレンドリーで安心です。この標識のシステムはシンプルで、ハイキングコース内の木の幹などの動かないものに、10cm x 10cmのサイズの3本線(白-他の色-白)が描かれています。三本線の真ん中の線の色(赤、青、緑、黄)がそのコースのタイプを表しています。ハイキング中はこの標識を見て歩くだけで目的地までたどり着けるので、地図やGPSを使う必要もありません。

もしも事前にハイキングコースをチェックしたい場合は、Mapy.czのoutdoor mapのチェックをお勧めします。ハイキングコースだけでなく、近くの文化遺産や他の見どころも合わせてチェックすることができます。

ボヘミアンスイス国立公園


チェコの4つの国立公園のひとつで、チェコの自然観光地の中で2019年に最も観光客が訪れた場所です。変わった形状の奇岩や巨大な砂岩アーチのプラフチツェ門などが背筋部コース上の見どころです。他にはボートでのみ渡ることができないカメニツェ川沿いの渓谷も、見逃せないボヘミアン・スイスの魅力の一つです。
詳しくは:https://czechtourism.com/jp/s/hrensko-soutesky-walk/

クルコノシェ山脈とスニェスカ山
1963年に国立公園に指定されたクルコノシェ山脈は中央ヨーロッパ最北の山脈です。ポーランドとの国境に位置しており、チェコ最高峰のスニェシュカ山の頂上からは、チェコとポーランドの壮大な眺望を堪能することができます。
詳しくは:https://czechtourism.com/jp/c/krkonose-national-park/

ミクロフからパーラヴァへ


ハイキングよりも、より穏やかなウォーキングを楽しめるのは、南モラヴィアのパーラヴァ地域です。この地域はチェコの中で最もワインの生産が多い地域の一つで、一面にブドウ畑が広がります。ここでは孤児の城(Sirotčí hrádek)まで歩くコースや、ミクロフのランドマークであるスヴァティー・コペチェク(聖なる丘)への簡単なウォーキングなどが楽しめます。道中見つけたワイナリーに立ち寄るのもこの地域ならではの楽しみ方です。
詳しくは:https://czechtourism.com/jp/s/palava-walking-trips/

モラヴィアワイン街道はサイクリングでも
チェコのハイキング用標識は、サイクリングコースでも同じシステムが使用されています。南モラヴィアには、ワイン畑の中を走る11のサイクリングコースがあり、その総計は1200kmにも渡ります。2~3時間で回れるものから1週間以上をかけて回るものまで、それぞれの好みに合わせて楽しめます。

詳しくは:
空の上を歩く


空の上を一度は歩いてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。チェコでは3つの場所で、その夢を叶えることができます。南ボヘミアのリプノ(Lipno)、パルドゥビツェ州のドルニー・モラヴァ(Dolní Morava)、そしてクルコノシェ山脈には、木製の遊歩道があり、地上40~55メートルの高さの展望台に上ることができます。周辺の木々よりも高く、まるで空中散歩を楽しんでいる感覚を味わえます。展望台のトップまで行く歩道はらせん状になっているため、体力に自信がない方でも問題ありません。下りる時はまたゆっくりと歩いても、スライダーを使って一瞬で降りることも可能です。

チェコ政府観光局-チェコツーリズムは1993年に設立され、日本を含む世界20カ国でチェコの観光プロモーションを行っています。

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