江戸川大学社会学部現代社会学科の学生が「道の駅」学生コンテストで「奨励賞」を受賞 -- 「道の駅しもつま」の独自性の高い活性化策が評価



江戸川大学(千葉県流山市)社会学部現代社会学科2年生の塚本紗希さんがこのたび、「道の駅」学生コンテスト(主催:国土交通省関東地方整備局)で「奨励賞」を受賞した。同コンテストは、道の駅と大学とが連携して実施した取り組みの成果を発表するもので、塚本さんは「道の駅しもつま」(茨城県下妻市)の活性化案について発表。道の駅と鉄道駅の連携という独自性の高いアイデアが評価された。




 塚本さんは、現代社社会学科の観光学・地域再生ゼミナール(担当:崎本武志教授)に所属。同ゼミでは世界遺産や自然、テーマパーク、鉄道、アニメなどをテーマにした観光旅行・まちづくりについてのほか、地方の都市や農村を再生・活性化する方法を学んでいる。

 塚本さんはゼミ活動の一環として、「道の駅」学生コンテストに出場した。崎本教授指導のもと、茨城県下妻市にある「道の駅しもつま」の活性化案をまとめ、近隣の鉄道駅と連携したワークショップで地元の親子連れの来客を目指した「道の駅と駅との連携」のテーマで出展。道の駅にある展望台の大きな窓をステンドグラスにして子どもが飾り付けるイベントを提案し、見事本選11チームに選出された。
 2月27日に開催予定だった本選は新型コロナウイルスの影響で中止され、本選に選出された11チームには優秀な成績を称え「奨励賞」が授与された。塚本さんは、緻密なフィールドワークの成果と、道の駅と鉄道駅との連携という独自性の高いアイデアが評価された。

■受賞者・塚本紗希さんのコメント
 所属ゼミで「道の駅」学生コンテストへの出場機会をいただき、自宅近くの「道の駅しもつま」をテーマに選びました。道の駅にそびえる展望台が印象に残ったため、ぜひ、それをいかしたいと考え、子供達が道の駅でステンドグラスを作成し、展望台に飾るアイデアを思いつきました。 
 また、道の駅から徒歩20分の関東鉄道常総線騰波ノ江駅内にある「とばのえステーションギャラリー」にも着目し、「道の駅と駅との連携」を提案しました。地元の道の駅と鉄道駅が地域に住む親子連れで賑わうことを願いフィールドワークを重ねた結果、奨励賞をいただき大変嬉しいです。
 ご協力いただいた「道の駅しもつま」の駅長や総務の皆様、ご指導いただいた先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

<参考リンク>

■教員紹介:崎本武志 教授
 https://www.edogawa-u.ac.jp/colleges/d_sociology/teachers/index13.html 

■社会学部 現代社会学科
 https://www.edogawa-u.ac.jp/colleges/d_sociology/ 


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