大阪産業大学「プロジェクト共育」の一つ「新エネルギービークルプロジェクト」が11月23日(土)に開催された「2019 Ene-1GP MOTEGI」に出場し、KV-1bクラス優勝を果たしました。
大阪産業大学では「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」といった、社会人基礎力を養うためのプログラムとして、2007年より「プロジェクト共育」を全学的に導入しています。
「新エネルギービークルプロジェクト」もそのうちの一つで、車体軽量化による省エネと、熱電発電などの動力源を合体させた新エネルギー車を製作。環境に配慮した未来の車社会のあり方を発信しています。
同プロジェクトから、今回は3台の車が「2019 Ene-1GP MOTEGI」に出場。あいにくの雨により、水滴や曇りが発生するなど学生が多くの対策に追われ、うち2台がトラブルにてリタイヤとなりましたが、交通機械工学科3回生の西村匠さんが操る車両は順調に走行を重ね、みごとKV-1bクラス(大学・高専・専門学校クラス)で優勝しました。
「Ene1-GP」は、単三形充電池を動力源とし、ツインリンクもてぎと鈴鹿サーキットの2ヶ所で開催される総合的なエネルギーマネジメント競技です。
「Ene-1GP MOTEGI」は、株式会社モビリティランド主催、栃木県、茨城県、茂木町、栃木県教育委員会、茨城県教育委員会の後援で開催されています。
この2つのサーキットでは競技が開催されるコースの特性が大きく異なり、「Ene-1GP MOTEGI」が開催される競技コースは、ツインリンクもてぎの「スーパースピードウェイ」。高低差は3mしかなく、半径が160m、220mのターンと600mの2本のストレートでつなぐ1周2.4kmの大きな楕円形コースです。
競技は、充電式単3乾電池「EVOLTA」40本でツインリンクもてぎ「スーパースピードウェイ」を1周のタイムを競うタイムアタックと、90分耐久レースの走行周回で獲得するポイントによって順位が決められます。
ドライバーの西村匠さんは「雨天などにより2台の車両がリタイヤと大変な状況のなか、チームメンバーの努力が実り、良い結果を残すことができて本当に嬉しかったです!今回も地道にマシンの改良を続けてクラス優勝ができたので大変嬉しいです!今後も表彰台に立ち続けることができるよう頑張ります!」と意気込みを語ってくれました。
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