~コミュニケーション創出を起点として組織力を向上させるプラットフォーム~
株式会社ラナデザインアソシエイツ(本社:東京都港区、代表取締役:木下謙一)は、「O2Wall(オズウォール)」を三井デザインテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渋谷忠彦)の提供ライセンスにより企画・開発し、来春よりサービス提供を開始します。「O2Wall」はオフィスに設置するサイネージで、働く人々に必要な情報を届け交流を生み出します。
▼働き方改革の高まりとともに注目されるデジタルサイネージ
近年、組織力を向上させるために、社員同士の「コミュニケーション促進」の一環として、オフィスの環境改善に積極的に投資する企業が増加しています(三井デザインテック株式会社「オフィス環境等に関する経営者の意識調査」より)。
その「コミュニケーション促進」の第一歩として社内外の様々な情報やナレッジを共有する、オフィスへのデジタルサイネージ導入が注目を集めています。
▼オフィスに最適化し、情報のプラットフォームとなる「O2Wall」
従来はオフィスにデジタルサイネージを導入しても、 (1)コンテンツ制作に手一杯になる、(2)コンテンツの更新・管理の手間がかかる、という運用上のハードルがありました。
この2つの課題を解決すべく「O2Wall」では、社内掲示板やSNSに掲載している既存の社内情報や、ニュース等の社外情報を、
オフィスに最適な形にデザインした状態で、自動的に掲出し、管理者の負担を軽減します。
また、社内外の情報が自然と目に入ることによりワーカーの気づきを誘発、社員同士の「コミュニケーション促進」を図ります。
オフィスのナレッジ共有と、コミュニケーションの創出に貢献する2つの画面
(1)インフォパネル(社内外情報の自動配信)
SNS、チャットツール、社内掲示板、社員名簿、ニュースなど、社内外の情報を自動連携させることで更新の負担を減らしながら必要な情報を配信。
ワーカーの社内外情報への接触頻度を上げることで、埋もれがちな情報の共有を促進し、新たなコミュニケーションを誘発。
(2)アプリパネル(ワーカーが情報検索・閲覧)
画面をタッチするだけで、様々なWebサービスにアクセス。社内活動に便利なサービスを導入し、ワーカーへ最適な情報を提供。連携されるWebサービスは今後増えていく予定で、「O2Wall」はプラットフォームとして機能。
※タッチパネル式モニターに対応
※独自で連携するサービスの開発も可能
「O2Wall」4つの特徴
「O2Wall」名前の由来
オズウォールの”オズ”は「オズ(魔法使い)」「O2(酸素=いい空気・雰囲気、必要不可欠なもの)」を由来とし、オフィスに魔法がかかったかのようにコミュニケーションを促進させ、快適な環境になくてはならない存在になりたいという願いを込めています。
「O2Wall」ロゴのデザイン意図
酸素は2つの分子が結合した2つのO。「2つ以上のものがコミュニケーションして作用する」様子をロ
ゴの形に込めました。人と人、情報と情報、アイディアとアイディア、右脳と左脳、和と輪……。ビジ
ネスとしての信頼感を感じられる「かたさ」とデジタルを使った新しい居心地のよさを感じる「やわら
かさ」の2つの意味を持たせています。
「O2Wall」事業責任者 渡辺英暁のコメント
「O2Wall」は、弊社のデザインソリューション事業で培った知見やノウハウを活かした新規事業として立ち上げました。ビジュアルといった表層的なデザインだけでなく、仕組みや体験設計からアプローチした設計思想で開発しています。経済産業省「『デザイン経営』宣言」でもデザインは“イノベーションを実現する力“になるとされています。空間創造のスペシャリストである三井デザインテックと新たなオフィスの在り方から考えることによって、ワーカーひとりひとりの知の体験をデザインし、組織力の向上を目指します。今後、フリーアドレスに対応した社員の居場所検索や、コラボレーションを促進するデジタル社員名簿などの追加機能を予定しており、オフィスの情報プラットフォームとしてますます拡張してまいります。
サービス提供者:
株式会社ラナデザインアソシエイツ
「デジタル、デザイン、ソリューション」のスペシャリスト。Web、グラフィック、プロダクト、データビジュアライズ、コンテンツやインフラ開発を横断して、トータルなクリエイティブソリューションを提供。
https://www.ranaunited.com/
ライセンス提供者:
三井デザインテック株式会社
「空間創造」のスペシャリスト。オフィス、住宅、ホテル、ショップ・ショールーム、医療施設など、幅広く空間創りを手がける。空間デザインを通じて、新しい暮らし方やビジネスのあり方をデザイン。
https://www.mitsui-designtec.co.jp/