実践女子大学(東京都日野市、学長 城島栄一郎)は常磐祭(10/12・13)開催期間の渋谷キャンパスにて、無料公開講座「女性と美術―創作と教育」を10月12日(土)、「『動く』女性―日英米の女子教育と服装改革の歴史」を10月13日(日)に開催します。
※台風19号接近により、2019年10月12日(土)、13日(日)に開催予定の本公開講座は、中止となりました。文学部英文学科の公開講座「『動く』女性 —日英米の女子教育と服装改革の歴史—」は、延期とさせていただきます。開催日等の詳細は、追ってホームページ等で連絡させていただきます。(2019/10/11 14:00)
10月12日(土)開催の美学美術史学科 公開講座「女性と美術―創作と教育」は、本学の教授として、絵画および陶芸の分野で多くの学生の指導に当たった現代日本を代表する作家の有元容子氏、そして有元氏の教え子でもある本学の美学美術史学科・織田涼子准教授が創作活動や教育活動に「女性」というジェンダーがどのような影を落としているか等の話題も含めて、さまざまな実践的な事例を語ります。
さらに、緑系の色彩による「山岳」の表現を追求されてきた有元氏に対して、花卉をモチーフとして「赤」の表現を追求してきた織田准教授。それぞれ両氏の制作にまつわる話を紹介します。両氏の作品を10月7日(月)~11月2日(土)の期間で展示しており、作品を間近に拝見した後で、その作品の見ることの意味、表現することの意味を具体的に考える貴重な場を提供するものです。
また、10月13日(日)には、英文学科 公開講座「『動く』女性―日英米の女子教育と服装改革の歴史」を実施します。メイポールダンス、袴、自転車。下田歌子が自立自営しうる女性を育てるために欧米から採り入れたものの中で、これら3つのものは現在も受け継がれています。これらに象徴される女子教育の理念とは何か?この問いを出発点に、下田が海外視察で吸収し、日本で展開させた女子教育の理論と実践を、英米の女性解放運動(身体教育と服装改革)の歴史と照らし合わせながら振り返り、女子教育の未来を考える契機とします。本学英文学科・稲垣伸一教授、大関啓子教授、志渡岡理恵准教授、そして人間社会学科・広井多鶴子教授が、それぞれの専門分野の視点から女子教育を分析。本シンポジウムでは、下田の女子教育の構想の源となった19世紀後半の英米の女性解放運動のありようと意義を振り返り、女子教育のありかたを再考する機会を提供することを目指します。
I「女性と美術―創作と教育」
1 日 時 令和元年10月12日(土) ※<展示>10月7日(月)~11月2日(土)
2 会 場 実践女子大学 渋谷キャンパス 8階804教室 (東京都渋谷区東1-1-49)
3 登壇者 有元容子氏/ 美学美術史学科・織田涼子准教授
※申込み不要・入場無料。直接会場にお越しください。 ※主催:実践女子大学生涯学習センター
ii「『動く』女性―日英米の女子教育と服装改革の歴史」
1 日 時 令和元年10月13日(日)13時~15時
2 会 場 実践女子大学 渋谷キャンパス 8階804教室 (東京都渋谷区東1-1-49)
3 登壇者 英文学科・稲垣伸一教授/英文学科・大関啓子教授/人間社会学科・広井多鶴子教授/英文学科・志渡岡理恵准教授
※申込み不要・入場無料。直接会場にお越しください。 ※主催:実践女子大学生涯学習センター
※両講演ともに、実践女子大学 渋谷キャンパス 学園祭「常磐祭」(10/12~13)期間中の開催。
【お問合せ】 実践女子学園 企画広報部
電話(042) 585-8804 E-mail:koho-ml@jissen.ac.jp
公式HP:
https://www.jissen.ac.jp/
【追記】台風19号接近により、2019年10月12日(土)、13日(日)に開催予定の本公開講座は、中止となりました。
なお、文学部美学美術史学科の「有元容子・織田涼子 作品展」は、引き続き、11月2日(土)まで開催しています。ご来場をお待ちしております。※ただし、10月12日(土)・13日(日)は閉館
また、文学部英文学科の公開講座「『動く』女性 --日英米の女子教育と服装改革の歴史--」は、延期とさせていただきます。開催日等の詳細は、追ってホームページ等で連絡させていただきます。(2019/10/11 14:00)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/