スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(本社所在地:東京都品川区、代表取締役最高責任者(CEO):水口貴文)は、スターバックスが取り組んでいる持続可能でエシカル(倫理的)なコーヒー豆の購買率99%を2018年度も達成したことにちなみ、9月9日をエシカルなコーヒーを考えるきっかけとしてハイライトし、全国のスターバックス店舗で、コーヒー生産地とのつながりを感じていただく“99キャンペーン”を実施いたします。
合わせて、2019年2月にオープンし、圧倒的なコーヒー体験を提供する「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」でも同キャンペーンを初めて実施。エシカルなあり方があたり前になる社会に向けて私たちにできることを、お客様と一緒に考えます。
持続可能なコーヒー栽培を目指すスターバックスの取り組み
スターバックスは、国際環境NGOコンサベーション・インターナショナルの協力により、長期的に高品質なコーヒー豆の生産を実現するための持続可能な調達モデル「C.A.F.E.プラクティス」を2004年に導入。10年以上の取り組みにより、2015年にはスターバックスが買い付ける全てのコーヒー豆の99%が、C.A.F.E.プラクティスやフェアトレード、その他の認証プログラムの基準を満たし、エシカルに調達されるに至りました。2013年には、コーヒー栽培についてのリサーチと研究を目的とした自社農園「ハシエンダ アルサシア農園」をコスタリカにオープン。世界的な気候変動の影響を想定したコーヒー栽培の科学や技術を研究し、私たちの学びを広く共有することで、コーヒー生産地が直面する課題にアプローチし、長期的にコーヒー生産者のサポートを強化することが可能になりました。これまでスターバックスが関わったコーヒー生産者はおよそ100万人。世界中でコーヒー生産に携わる人の数は2500万人を超えると言われます。その全ての人たちの生活をより良いものにするために、スターバックスの取り組みは続きます。
▼C.A.F.E.プラクティスのガイドライン
品質基準
コーヒー豆の品質がスターバックスの基準を満たしていること
経済的な透明性
適正な価格が生産者に支払われていることを証明できること
社会的責任
生産者の労働環境を守り、生活向上に貢献すること
環境面でのリーダーシップ
生産地の環境への影響を抑えること
99キャンペーン
スターバックスが持続可能でエシカルな栽培によるコーヒー豆の購買率99%に達したことを受けて、99%という数字にちなみ、2015年9月9日より始めた日本発の啓発活動です。過去4年間の取り組みで、延べ200万人を超えるお客様と共にエシカルなコーヒー栽培を考えてきた当キャンペーンは、今ではカナダ、イギリス、南アフリカ、メキシコなどにも広がりを見せ、各国のスターバックスでエシカルなコーヒーを考えるきっかけを創出しています。
昨年の同キャンペーンでは、2018年6月に発生したグアテマラ・フエゴ火山の大規模な噴火を受け、被害を受けたコーヒー生産者を支援するための寄付プログラムを実施。寄付総額は2,442,310円となり、全部で65,000本のコーヒーの苗木を被災した364のコーヒー農家にお届けしました。
5年目になる今年は、以下3つの視点からそれぞれの方法でアクションを実施します。
全国のスターバックス店舗でのアクション
2019年9月7日(土)から9月9日(月)の3日間、スターバックス店舗のパートナー(従業員)が、カップに“99”を描いてドリンクを提供するほか、一部店舗では生産地での取り組みを紹介するミニセミナーやコーヒーテイスティングなど、スターバックスのコーヒーへの情熱やコーヒー生産者への想いをお客様にお伝えします。
スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京でのアクション
2019年2月のオープン以来、のめりこむようなコーヒー体験を提供している「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」でも、9月9日に初めての“99キャンペーン”を実施。生豆から一杯のコーヒーになるまでの過程を間近で見ることができる特別な空間で、コーヒーへの情熱溢れるパートナーが、生産地への想いやエシカルな調達について語ります。世界中の生産地から到着したばかりの生豆の色や、メインバーでのパートナーとの会話、産地ごとに異なる味わいなどから、目の前の一杯のコーヒーを生み出すまでの道のりや、生産地の情景を、より身近に五感で体験できるはずです。
AMU(アム)インスピレーション ラウンジでのアクション
「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」4階の「AMU(アム)インスピレーション ラウンジ」では、「みんなのエシカル ― 今日からできるエシカルなアクションとは?」と題し、多様な参加者が各々の想いを語らい、編み上げる座談会 「AMU(アム)セッション」を9月9日に開催します。コーヒーをきっかけに、ファッションや教育、コミュニティなど様々な視点から「未来の世代に、持続可能な世界を作りバトンを渡すために、一人ひとりが今からできる行動」を考えます。
※参加はご招待制です。
9月9日を、全国のスターバックスの店舗、スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京、AMU(アム)インスピレーション ラウンジの3つの視点から、コーヒー、そして、未来に向けた持続可能な世界を考える日に。
スターバックスはこれからも、スターバックスのコーヒーを楽しむお客様とコーヒー生産者双方のより良い未来のために情熱を注ぎ続けます。
エシカルな調達について
https://www.starbucks.co.jp/socialimpact/glocallyresponsible/ethicalsourcing/