成城大学(東京都世田谷区/学長:戸部 順一)は、成城大学民俗学研究所において、慶應義塾大学名誉教授 三宅和朗氏による公開講演会「古代の仏像の不思議—環境への心性史の立場から—」を2019年6月29日(土)に開催いたします。
成城大学民俗学研究所は、日本民俗学の創始者で近代日本を代表する思想家の一人でもある、柳田國男の寄贈書を納めた 「柳田文庫・民俗学研究室」を基盤とし、設立されました。
わが国における民俗文化の研究センターとしての役割を担うべく、日本の民俗文化およびこれに関連する研究、調査ならびに資料の収集を行っています。
本講演会では、慶應義塾大学名誉教授 三宅和朗氏をお招きし、仏像認識の歴史的変化をテーマにお話しいただきます。
古代や中世の史料には、仏像が血や涙、汗、乳を流したり、動いたり声を出したりしたというさまざまな不思議の記述があります。
それらの記録を残した当時の人々の心性と、仏像を博物館などで鑑賞する現代のわれわれの感覚との間には、どのような認識の変化があったのでしょうか。
【開催概要】
【日 時】:2019年6月29日(土) 13:30~15:00(受付開始:12:30~)
【場 所】:成城大学 3号館 2階 321教室
【内 容】:「古代の仏像の不思議―環境への心性史の立場から―」
【講演者】:三宅和朗氏(慶應義塾大学名誉教授)
【お問合せ】:成城大学民俗研究所 TEL:03-3482-9098
【参加費】:無料
●三宅 和朗氏プロフィール
〔略歴〕
1950年 東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。
慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(史学)。慶應義塾大学名誉教授。
〔おもな著書〕
『古代の人々の心性と環境―異界・境界・現世―』吉川弘文館 2016、『時間の古代史』吉川弘文館 2010、『古代の王権祭祀と自然』吉川弘文館 2008、『古代国家の神祇と祭祀』吉川弘文館 1995、ほか。
▼本件に関する問い合わせ先
成城学園企画広報部 企画広報課
住所:東京都世田谷区成城6-1-20
TEL:03-3482-1092
メール:kikaku@seijo.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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