「日本橋室町三井タワー」2019年3月28日(木)竣工 「COREDO室町テラス」2019年9月27日(金)グランドオープン

ー日本橋のグローバル化を加速させる「日本橋再生計画第2ステージ」の象徴となる旗艦プロジェクト
ー「誠品生活日本橋」など日本初出店を含む31店舗が集結

日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:菰田正信)は、「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業 A地区」(東京都中央区日本橋室町三丁目)にて建設していました「日本橋室町三井タワー」が、2019年3月28日(木)に竣工しましたことをお知らせします。また、商業施設「COREDO(コレド)室町テラス」を2019年9月27日(金)にグランドオープンすることを決定しました。

【本リリースの概要】
(1)日本橋再生計画第2ステージの旗艦プロジェクト「日本橋室町三井タワー」が3月28日に竣工
-ハードだけではないソフトの融合による多様な人々の賑わいを創出するミクストユースの開発。日本橋の新たな拠点へ-
(2)31店舗が集う商業施設「COREDO室町テラス」が9月27日にグランドオープン
-日本初出店2店舗、商業施設初出店10店舗、新業態10店舗を含む、国内外一流の「食」やこだわりの「モノ」を提供-
(3)先進的な企業の拠点に相応しいICT活用による最先端のインフラ技術と、多様な働き方を実現する施設づくり

三井不動産は、江戸時代に五街道の起点として経済・文化の中心として栄えた日本橋にかつての賑わいを取り戻そうと、官・民・地域一体となって「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトに「日本橋再生計画」を推進しています。「COREDO日本橋」「日本橋三井タワー」の開業を皮切りにスタートした「日本橋再生計画」は、「COREDO室町2・3」の開業を契機に「日本橋再生計画第2ステージ」へ進化しました。これまでのコンセプトをベースに「産業創造」「界隈創生」「地域共生」「水都再生」の4つのキーワードを掲げ、ハードだけではないソフトの融合によるミクストユースと、面的なエリア開発によって、多様な人々でにぎわう「人」が主役の街づくりを目指しています。

このたび竣工した「日本橋室町三井タワー」は日本橋再生計画第2ステージの旗艦プロジェクトとなる大規模複合ビルであり、日本橋再生計画をさらに加速し、日本橋エリアのグローバル化に寄与するプロジェクトです。

中央通り、江戸通りの角に位置する本物件は、日本橋エリアの核を北へ広げ、神田・東京駅周辺エリアと日本橋をつなぐ日本橋エリアの新たな拠点となります。また、様々な用途に利用できるホール&カンファレンス、豊かな緑あふれる潤いのランドスケープと大屋根を配した広場空間を備え、商業エリアには「誠品生活日本橋」など日本初出店を含む31店舗が出店し、施設としての複合性だけでなくソフトの付加価値により、多様な人々の賑わいを創出するミクストユースの物件開発を体現します。さらに、三井不動産入居スペースの専有部執務室への入り口扉およびエレベーターホールのセキュリティゲートに顔認証技術を活用した入退セキュリティを導入するなどの最新ICTの活用や、テナント企業向け会員制施設・サービス「mot.」等によるオフィス環境の整備に加え、日本初となる既存街区を含むエリア供給型のエネルギープラントの整備により、街全体の人々の賑わいを支え、グローバル化が進む多様性のある街づくりを推進します。

 
「日本橋室町三井タワー」 「大屋根広場」

「日本橋室町三井タワー」について

<「日本橋室町三井タワー」の主な特徴>
(1)延床面積 約168,000m2、地上26階、地下3階建の大規模複合ビル
(2)オフィス・商業・広場空間・ホール等により構成される、施設の複合性とソフトの付加価値で賑わいを創出するミクストユースの物件開発
(3)東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅、JR横須賀線・総武快速線「新日本橋」駅直結(地下1階)。日本橋エリアの核を北へ広げる、「神田」駅・「東京」駅エリアと日本橋をつなぐ新たな拠点
(4)日本初の既存物件を含むエネルギー供給プラントの整備など、日本橋エリアを支えるインフラの整備
(5)オフィスフロアの基準階専有面積約4,300m2(約1,300坪)の都心最大級のフロアプレート



■日本を牽引する企業やグローバル企業の拠点に相応しいICT活用による最先端のインフラ技術と、多様な働き方を実現する施設

「日本橋室町三井タワー」には、トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社(TRI-AD)や、西本Wismettacホールディングス株式会社、株式会社ボストン・コンサルティング・グループ、三井不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社等が入居します。日本を牽引する企業や、世界をリードする様々な業種の先進的な企業の入居が決定し、国際的なコミュニティを創出する会員制社交クラブ「(仮称)東京アメリカンクラブ日本橋」や、英語対応の外来診療・人間ドック・健康診断を備えた東京ミッドタウンクリニックなどを運営する医療法人社団ミッドタウンクリニックのメディカルサービス施設を備えることで、日本橋エリアおよびその周辺に住み働く多様な方々に対して、国際色豊かな生活環境とコミュニティを提供し、日本橋のグローバルな進化・発展の動きを加速させて、東京の国際競争力強化を推進します。

・多様な働き方を実現するテナント企業向け会員制施設・サービスの拡充
「日本橋室町三井タワー」は、オフィスを「働く場」としてだけでなく、「充実したビジネスライフ実現の場」であると考え、より豊かに進化したオフィスを創造することを目指しています。そこで、5階~6階の共用スペースにて、テナント企業向け会員制施設・サービス「mot. 三井のオフィス for Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow」を、日本橋高島屋三井ビルディングに続く第二弾として、2019年6月より順次提供する予定です。

■mot. 三井のオフィス for Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow について
働き方改革が推進されている中、オフィスで働く人が感じる“もっと”こういうものがあったらいいなという想いや、生産性の向上によって生まれた時間で“もっと”こうしたいという想いに応えたい。
三井不動産は、そんな想いから、「あなたの“もっと”をかなえる場所」をコンセプトとして、快適なビジネスライフを過ごしていただくためのテナント企業向け会員制施設・サービス「mot. 三井のオフィス for Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow」の提供を2018年12月より開始しました。これは、三井不動産が掲げる「その先の、オフィスへ」を具現化したものであり、今後、当社が開発していく大規模オフィスビルでは「mot. 三井のオフィス for Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow」を順次導入していく予定です。三井不動産は当サービスを通して、よりクリエイティブで、より快適なビジネスライフを過ごすことのできる環境を創出することで、「人」が主役の街づくりを目指しています。



ICT活用による最先端のインフラ技術
三井不動産入居スペースの専有部執務室への入り口扉およびエレベーターホールのセキュリティゲートには顔認証技術を活用した入退セキュリティを導入することで、なりすましやカードの貸し借りによる不正入場を防止しセキュリティを強化できるうえ、カード紛失のリスクおよび再発行にかかる運用コストを削減します。また、三井不動産入居スペースでは、エレベーターの待ち時間の改善を目的としたエレベーター行先階予約システム、入居フロアのトイレエリアでは快適性向上のためのサーカディアン照明の理論を活用した光と音の演出、その他、輻射空調システムの試験導入など、ICTや最先端の技術を利用した新しい取り組みも導入しており、今後も継続的に最新の技術導入を採用してまいります。

■日本橋、神田、東京、賑わいの中心に位置するロケーション
中央通り、江戸通りの角に位置する「日本橋室町三井タワー」は、地下歩道を通じ、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅ならびにJR横須賀線・総武快速線「新日本橋」駅に直結しています。また東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅より徒歩6分、JR中央線・山手線・京浜東北線「神田」駅より徒歩4分、JR各線「東京」駅より各徒歩9分と日本橋・神田・東京駅周辺エリアの3つの賑わいの中心に位置するロケーションで、日本橋エリアの核を北へ広げ、神田・東京駅周辺エリアと日本橋をつなぐ新たな拠点となります。

■国内初となる、既存ビルを含む開発区域外周辺エリアに対し「電気」と「熱」を供給するエネルギープラントの設置および最新の耐震装置の導入による、これまでにない安全・安心・BCPの提供

「日本橋室町三井タワー」は、日本で初めての取り組みとして、開発区域内だけでなく区域外の既存オフィスビルや商業施設等の日本橋室町周辺地域に対して「電気」と「熱」を供給するエネルギープラントを設置します。

・需要量に応じて、最新の機器を効率よく稼働する電力・熱供給システム
プラントには、高効率のコジェネレーションシステムを中心とする発電施設と地域冷暖房施設を設置し、電力・熱ともに複数の供給経路を確保。需要量に応じて各装置を稼働させ、必要十分な電力と熱を効率よく供給します。


電力・熱供給システム イメージ

・エリア全体で環境性能と都市防災力を強化し日本初の都心型スマートシティを実現
延床面積100万m2にも及ぶ供給先には、2019年に築90年を迎える重要文化財の三井本館も含まれ、多くの既存ビルがBCP対応ビルへと生まれ変わります。また、災害時の信頼性が高い中圧ガスを発電に利用するため、非常時にも建物のBCPに必要な電気の供給を受けることが可能となります。安全・安心に配慮した高い防災性能を確保することで、日本橋における「都心型スマートシティ」を実現します。
エリア全体で環境性能と都市防災力を強化し、街としての国際競争力を向上させます。
※BCP:Business Continuity Plan


電気・熱の供給エリア イメージ

・最新の耐震装置を導入し震度7までの大地震や長周期地震をカバー
「日本橋室町三井タワー」には、鹿島建設株式会社の開発した最新の制震オイルダンパーHiDAX-Rを導入します。この装置は、震度7までの大地震をカバーするとともに、頻度の高い震度4~5クラスの地震や長周期地震動等に特に高い効果を発揮します。本プロジェクトにおいては、東北地方太平洋沖地震同等の地震に対して、一般の制振装置比で揺れ幅を半分以下に、地震がおさまった後に建物の揺れがおさまるまでの時間を1/10以下に抑え、施設利用者の安全・安心に寄与します。

・環境負荷低減への取組み
PAL「段階2」、ERR「段階3」、CASBEE Sランク※
※「CASBEE-建築(新築)2014年版」における自己評価

商業施設「COREDO室町テラス」について

<「COREDO室町テラス」の主な特徴>
(1)「『価値ある時間』を、過ごす場所。」をコンセプトに、お客様に新たな日本橋体験を提供。日本橋エリアに更なる賑わいを創出
(2)日本初出店2店舗、関東初出店5店舗、商業施設初出店10店舗、新業態10店舗を含む、国内外一流の「食」やこだわりの「モノ」「コト」を提供する31店舗
(3)2階にメインテナント「誠品生活日本橋」が出店。「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をコンセプトに、創造的で多彩な文化情報を発信
(4)1階は広場との調和を重視し、カジュアルなカフェダイニングから、伝統の技が光る逸品を取りそろえる店舗まで、「COREDO室町テラス」の表玄関にふさわしい上質な店舗を集積
(5)地下1階は「三越前」駅・「新日本橋」駅地下歩道と直結し、朝のゆったりとした時間やアフターファイブを彩るこだわりの飲食店を集積

■「価値ある時間」を、過ごす場所。「COREDO室町テラス」

歴史と伝統を持つ日本橋で、「価値ある時間」を過ごしていただけるのが「COREDO室町テラス」です。訪れる人々が「COREDO室町テラス」に並ぶモノ・コトの背後にあるストーリーに共感し、本質を感じ取ることを通じて、集い、遊び、くつろぐ、新しい日本橋体験をお楽しみいただけます。「価値ある時間」から新たな喜びや交流を生みだし、新しい文化を発信していきます。



「COREDO室町テラス」の注目テナント概要



【フロア構成・概要】
COREDO室町テラスは地下1階、1階、2階の3フロアからなる商業施設です。

2階は台湾発「誠品生活」の日本1号店となる「誠品生活日本橋」です(運営会社:株式会社有隣堂)。

1階は大屋根広場の賑わいを演出する「広場ゾーン」と、中央通り・江戸通り・日銀通りそれぞれの通りと対応した特色ある3つのゾーン「中央通りゾーン」「江戸通りゾーン」「パサージュゾーン」の、全4ゾーンから構成され、人々が憩い集うくつろぎの空間を提供します。

地下1階は「三越前」駅・「新日本橋」駅地下歩道に面し、バラエティ豊かな9店舗が集結します。

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この企業の情報

組織名
三井不動産株式会社
ホームページ
http://www.mitsuifudosan.co.jp/
代表者
菰田 正信
資本金
34,016,200 万円
上場
東証プライム
所在地
〒103-0022 東京都東京都中央区日本橋室町3-2-1

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