東京経済大学(東京都国分寺市 学長:岡本英男)は2019年1月24日(木)、ハイアットリージェンシー東京(新宿)で、後藤鍈四郎理事長、岡本英男学長をはじめとする大学役職者、就職支援担当教職員など関係者約81名が出席し、企業や団体の人事担当、インターンシップ担当など430社626名を招いて「企業と大学との懇談会」を開催した。
東京経済大学の行う「企業と大学との懇談会」は、学生の採用担当者に東京経済大学への理解を深めてもらい、業界動向や採用状況等幅広い情報交換をする機会として1984年(昭和59年)以降毎年開催され、今年で35回目を迎える。近年、参加者は年を追うごとに増え、講演会場や懇談会場は多くの人で賑わいをみせた。
第一部は、例年、東京経済大学の教員が時事問題やその時々に話題になっていることに関して講演を行い、参加者から大きな反響を得ている。今年度は、コミュニケーション学部の佐々木裕一教授が「ソーシャルメディアのこれまで、これから」と題して講演を行った。昨年、発刊された佐々木教授の著書「ソーシャルメディア四半世紀」に基づき、これまでにソーシャルメディアが辿ってきた状況と、人間とコンピューターがこれから向かうべき先についてわかりやすく講演し、参加者に好評を博した。
第二部の懇談会は岡本英男学長による挨拶にはじまり、就職やインターンシップを担当する教職員など大学側出席者と、企業の人事担当者等との間で活発な情報交換が行われ、盛況のうちに終了した。出席した人事担当のひとりは「このような機会は採用担当者としてもとてもありがたい。先生方ともお話ができ学生の皆さんの様子もわかり参考になります」と語っていた。
懇談会の取りまとめを務めた東京経済大学の川口誠一キャリアセンター長は「東京経済大学は、全国平均と比して例年高い就職実績を残しています。これは本学の教育やキャリア支援の成果ともいえますが、しかしながら現実には、企業・団体の皆様のご協力なくしてはその効果も無に帰すものと心得ております。本日は多くの皆様にご参加いただき改めてそのことを確認すると共に、今後も「就職・採用活動に関する日程」など、様々な変化が予想される中、更なる情報共有・関係構築が必要であると実感致しました」と述べている。
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