白鴎大学(栃木県小山市/学長:奥島孝康)教育学部の岡田晴恵ゼミナールの学生12名はこのたび、「うつる病気のひみつがわかるカレンダー」を作製した。これは、子どもたちへの感染症予防教育や学校での流行の予防対策に少しでも役立ててもらおうと製作したもの。完成した700部のカレンダーは、広く活用してもらうため、地域の保育園や幼稚園、小中学校に無料配布している。
白鴎大学教育学部では、専門特講科目として「学校感染症の対処法」を開講。将来、小中学校や幼稚園の教員、保育士をめざす学生が、感染症に対する正しい知識と、対策や予防法を学び、教育や保育現場で力を発揮できるよう期待している。
岡田晴恵教授の「学校感染症の健康・保健教育法」ゼミナールでは、学校で予防すべき感染症(学校感染症)の予防と対策を研究している。
「うつる病気のひみつがわかるカレンダー」は、学生が「研究の成果を地域の子どもたちに役立てられないか」と考えて製作。昨年に引き続き700部を用意した。
カレンダーに描かれているイラストは、子どもたちでもわかりやすく学べるように工夫し、ゼミ生が自らデザインした。月ごとにその時期に流行りやすい感染症を1つ紹介し、病気の症状や予防方法等を紹介。裏面は流行時に保護者にコピーして配布することもできるお便りとして想定しており、より詳しい解説や学校保健安全法の扱いなどを掲載している。
なお、カレンダーは学校現場に合わせて4月始まりとなっている。
完成したカレンダーは、教育支援事業「スクールサポート」を実施している小山市、下野市、古河市、結城市の小中学校や実習先の幼稚園や保育園を中心に無料配布している。
●スクールサポート
白鴎大学では、学生が小中学校で現職教員の指導のもと週1回~3回程度、児童生徒の学習活動や部活動等の支援を行う「スクールサポート」を実施している。教育学部に限らず、教職を目指す学生や学校現場に関心のある学生は、2年次から参加できる。参加期間は半年または1年間。現在は4市の教育委員会と協定を締結しており、栃木県小山市、下野市と、茨城県古河市、結城市の小中学校でスクールサポートを行っている。
http://hakuoh.jp/campuslife/campuslife_12_05.html
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・白鴎大学教育学部の岡田晴恵ゼミナールが学校感染症予防をテーマにしたカレンダーを作製 -- 地域の保育園や小学校に無料配布(2017.03.10)
https://www.u-presscenter.jp/2017/03/post-36997.html
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