大手前大学(兵庫県西宮市)総合文化学部スイーツ学専攻の松井博司教授のゼミは、産官学連携プロジェクトとして、兵庫県の特産物や県内食品メーカーの食材などを使用したスイーツ「ザクザクスフレチーズケーキ」を開発した。11月7日(火)より、大手コンビニエンスストア「ローソン」の近畿圏の各店舗で販売している。
コンビニスイーツプロジェクトは、大手前大学総合文化学部の松井博司教授(スイーツ学専攻)とそのゼミ生が、株式会社ローソンや三菱商事株式会社、株式会社オイシス、株式会社JTB西日本と協働で行っている産官学連携事業で、県内企業である六甲バター株式会社、松谷化学工業株式会社、株式会社増田製粉所や、JA全農兵庫の協力も受けている。
このたび開発された「ザクザクスフレチーズケーキ」は、兵庫県認証食品(推奨ブランド)である「イチジク(JA全農兵庫)」と「小麦(宝笠異人館)」(いずれも100%使用)や県内産の「黒豆」を使っており、松谷化学工業の「希少糖」、六甲バターの「クリームチーズ」の提供も受けるなど、地元食材の魅力をふんだんに盛り込んだ、新しい食感のスイーツに仕上がっている。
スイーツ開発は卒業研究の一環で、PBL(問題解決型学修)として実施したもの。学生たちは、県産品の選定やアイデアの提案など、商品開発及び販売方法の考案に一から取り組んだ。夏休み期間中も個別ミーティングを何度も重ね、秋学期開始後は、各企業の担当者の前でプレゼンテーションするなどし、企業側と連携して商品を完成させた。
11月6日(月)に行われた兵庫県知事定例記者会見では、会見項目の一つとして、「コンビニスイーツ」が取り上げられ、井戸敏三知事より紹介された。会見終了後、松井教授とコックコートに身を包んだゼミ生たちは、報道陣からの取材を受け、PRポイントやこれまでの取り組みなどを丁寧に説明したり、写真撮影に応じたりしていた。
■ザクザクスフレチーズケーキ
販売期間:2017年11月7日(火)~ ※数量限定のため、なくなり次第終了
販売エリア:近畿圏のローソン各店
販売価格:258円(税込)
(大手前大学HP該当ニュース)
http://www.otemae.ac.jp/news/8223
(ローソンHP該当ニュース)
http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1312932_2504.html
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