滋賀県立大学で、日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会における市民向け公開シンポジウムとして「巨大震災は海洋沿岸の生物にどのような影響を与えたか?東日本大震災から学んだこと」を開催する。
大地震やそれに伴う津波など巨大震災により、海洋沿岸に住むベントス(底生生物)やプランクトン(浮遊生物)など微小な生物たちが、どのような影響を受け、どのように回復してきたのか。
今回のシンポジウムでは、生物群集が地震と津波によって破壊され、そして回復する様子を詳細に調査した事例の報告を行い、また、琵琶湖周辺における巨大地震の可能性とリスクについても考える。
〇日時: 2017年9月3日(日)10時~12時35分
〇場所: 滋賀県立大学 交流センターホール
(滋賀県彦根市八坂町2500)
〇参加費: 無料
〇事前申込: 不要
〇スケジュール:
10:00~10:05 趣旨説明
伴 修平(滋賀県立大学環境科学部)
10:05~10:35 磯の生き物たちと東日本大震災
野田隆史・岩崎藍子(北海道大学地球環境科学研究院)
10:35~11:05 地震・津波後の砂泥底の生き物たち
大越和加(東北大学農学研究科)
11:05~11:35 巨大津波による貝毒発生条件の変化とその後の推移
神山孝史・筧 茂穂・奥村 裕(東北区水産研究所)
11:35~12:05 東京電力福島第一原子力発電所事故により放出された人工放射性物質の海洋生態系における挙動
帰山秀樹(中央水産研究所)
12:05~12:35 琵琶湖周辺における震災リスク
小泉尚嗣(滋賀県立大学環境科学部)
▼本件に関する問い合わせ先
滋賀県立大学環境科学部 伴修平
TEL: 0749-28-8307
FAX : 0749-28-8463
Mail: ban@ses.usp.ac.jp
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