神田外語大学(千葉市美浜区/学長:酒井邦弥)の学生食堂「食神」は、ラマダン明けである6月25日(日)にNPO法人千葉イスラーム文化センター及び、NPO法人日本アジアハラール協会(NAHA)関係者が主催する、イスラム教の二大祭の一つ「イード・アルフィトル」を祝う食事会を開催する。「イード」はイスラムの断食明けに開催されるもので、早朝にお祈りを行い、晴れ着を装って、祭日を祝う豪華な食事を摂る。このたびの食事会はイスラム教の戒律や食事に対する理解を深めるために実施するもの。一般住民の参加も可能で、イスラム教の戒律にのっとったハラール食の提供を通して、異文化理解を図る。
「食神」は、衣・食・住の「文化」の中でも特に欠かせない「食」を通して「アジアの言葉と文化を学ぶ場」をコンセプトとして創設。2014年9月からは、学生との交流やアジアの文化に接する場として、土日限定で一般にも開放している。また、日本の学生食堂で初めてNAHAより「ムスリムフレンドリー・ハラール証明」を取得した。料理に豚肉やアルコールを使用しないなど、戒律に適合した食材と調理による料理を提供する。
2017年は5月27日~6月24日までの29日間にわたって、世界中のイスラム教徒の間で「ラマダン(※1)」が行われている。
「食神」では6月25日(日)、ラマダン明けに始まるイスラム二大祭(※2)の一つである「イード・アルフィトル」(略称:イード)を祝う食事会を開催。イスラム教徒の戒律や食事に対する理解を深めることを目的とし、料理はイスラム教の戒律にのっとったハラール食を提供する。
イードとは、ラマダンの断食からムスリム(※3)が解放される祝祭日。年2回行われ、全世界のイスラム教徒にとって最大規模のもの。普段の生活よりも豪華な食事をとり、女性は色鮮やかな衣装を身に付ける。
食神では限定メニューとして、15種類のハラールメニューを用意。イスラム世界の食文化の理解を深めることで、来場客とともに異文化を体感し、理解する場を提供する。当日は、NPO法人千葉イスラーム文化センター、NPO法人日本アジアハラール協会や近隣に住むイスラム教徒約100人が参加予定。なお、食事会の前には、同協会の事務所がある千葉市のモスクで礼拝が行われる。
<参考>
1. ラマダン: 世界中のイスラム教徒が日の出から日没まで飲食を断つ断食月。
2. イスラム二大祭: イード・アルフィトル(断食明けの祭)、イード・アルアドハー(犠牲祭)
3. ムスリム: 「(神に)帰依する者」を意味するアラビア語で、イスラム教の教徒のこと
◆イード食事会 概要
【日 時】 6月25日(日) 11:00~14:00(酒類販売なし)
※食神はメニュー、営業時間を変更し、当日に限り特別営業。
【場 所】 神田外語大学 学生食堂「食神」
【参加者】 一般(どなたでも参加可能)、日本アジアハラール協会関係者
【メニュー】 ビュッフェ形式
(1)アヤムゴレン(ヤシ油で揚げた鶏肉) インドネシア
(2)ガドガド(甘辛いピーナッツソースをかけた温野菜) インドネシア
(3)ツナともやしのレモングラス和え インドネシア
(4)ロントンサユール(蒸しライスwith野菜スープ) インドネシア
(5)ゴイミン(春雨スパイシーサラダ) ベトナム
(6)マトンカレー インド
(7)タイグリーンカレー タイ
(8)ナシクニン <ターメリックライス> インドネシア
(9)ミーゴレン(焼きそば料理)インドネシア
(10)パコラ(パキスタン式野菜天ぷら) パキスタン
(11)キール(ミルク粥) パキスタン
(12)サラダ
(13)シーフードのフォー ベトナム
(14)白玉入りぜんざい
(15)コラックピサン(バナナとサツマイモのココナッツミルク煮) インドネシア
※予定
【料 金】 大人1,200円 小学生以下700円 4歳~5歳500円(税込)
※一般来場者メニューも、当日はハラールビュッフェのみ。3歳以下無料。
(参考:神田外語大学webサイト内)
・「食神」の一般開放営業について
http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/facilities/cafe/shokujin/
・2015年神田外語大学「春節祭」の様子
http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/kuis_news/detail/0510_0000002862.html
(関連記事)
・神田外語大学がアジアをテーマにした学生食堂「食神(しょくじん)」をオープン(2014/04/25)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6477
・神田外語大学がアジアン食堂「食神」の一般開放を9月6日より開始(2014/08/26)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6937
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【訂正】本文の一部を修正しました(2017/6/20 10:00 大学通信)。
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