BlackBerry、ソフトウェアおよびブランド・ライセンスでTCL Communicationと合意

  • ブラックベリー・ジャパン株式会社

BlackBerryはセキュリティソフトウェアおよびサービススイートと関連ブランド資産をTCL Communicationにライセンスし、TCL CommunicationはBlackBerryブランドのモバイルデバイスの設計、製造、販売、およびカスタマーサポートを提供します。

世界のモバイルコミュニケーション市場を牽引し、エンタープライズ向けにセキュリティ、モバイル接続、モバイル化ソフトウェアを提供するBlackBerry (NASDAQ:BBRY、TSX:BB、以下「BlackBerry」)と「アルカテル」(Alcatel)ブランドでスマートフォンを全世界に展開するTCL Communication Technology Holdings Limited(以下「TCL Communication」)は、長期ライセンス契約で合意したことを発表しました。この合意により、BlackBerryはセキュリティソフトウェア/サービス企業への移行を加速することになります。本契約では、BlackBerryはセキュリティソフトウェアおよびサービススイートと関連ブランド資産をTCL Communicationにライセンスし、TCL CommunicationはBlackBerryブランドのモバイルデバイスの設計、製造、販売、およびカスタマーサポートの提供を行います。BlackBerryはセキュリティおよびソフトウェアソリューションの開発、お客様へのサービスの提供、信頼されたBlackBerryセキュリティソフトウェアの管理を継続し、TCL Communicationは専任の販売チームと共にBlackBerryブランドの新しいモバイルデバイスのグローバル・ディストリビューターとして、すべての販売と流通を担当します。

現在、BlackBerryはモバイルデバイス戦略の重点を継続的なソフトウェアイノベーションへと移行しています。最終的には最もセキュアで総合的なソフトウェアを世界中のデバイスに提供します。他方、ハードウェアの開発およびBlackBerryブランドのモバイルデバイスの流通とマーケティングについてはサードパーティと連携します。TCL Communicationとの合意はBlackBerry初のグローバルライセンス契約で、ユーザーならびにパートナーに信頼されるに足る高い次元のセキュリティを実現したAndroid端末DTEK50/DTEK60の開発で構築した両社の関係を発展させたものです。

TCL CommunicationのCEOであるニコラス・ジベル(Nicolas Zibell)氏は、「TCL Communicationは、最高のポートフォリオソリューションを構築し、Androidプラットフォームに加え、BlackBerryデバイスのブランドと安全性を信頼しているコンシューマーとエンタープライズユーザーの皆様に、優れたサポートを提供することをお約束します。BlackBerryのスマートフォン・ソフトウェアプラットフォームと共に、今回のパートナーシップによって私たちのグローバルモバイル市場における地位は確固たるものになるでしょう」と述べています。

TCL CommunicationとBlackBerryの関係は、モバイルコミュニケーションにおけるそれぞれのリーダー的立場、そしてDTEK50/DTEK60端末での既存の協力関係の上に構築されます。北米第4位の携帯端末メーカーであり、世界でも上位10社に入る(IDC調べ*)TCL Communicationとの連携を通じて、BlackBerryは自社ブランドのデバイスを世界の人々に提供します。

BlackBerryの最高執行責任者 兼 モビリティソリューション担当ジェネラルマネージャーであるラルフ・ピニ(Ralph Pini)は、「今回のTCL Communicationとの合意は、モバイルユーザーが好み、快適に感じるプラットフォームに最先端のセキュリティとデバイスソフトウェアを提供することで、スマートデバイスの実現を目指すBlackBerryの新戦略の重要なステップとなります。グローバルな規模でBlackBerryのソフトウェアとブランドをライセンスするにあたって、TCL Communicationを選択するのは自然な流れでした。セキュアなスマートフォンのDTEKで連携した実績があり、ハードウェアの設計、開発、製造の卓越性には目を見張るものがありました。モバイルセキュリティとソフトウェアにおける我々の高度な専門技術、そしてTCL Communicationの広範なグローバル・リーチとコンシューマーアクセスがあれば、TCL Communicationが開発、販売するBlackBerryブランドの製品はBlackberryユーザーのニーズに合致したものとなり、BlackBerryのセキュアな製品が再び世界の市場に拡大することが可能になります」 と述べました。

TCL Communicationは、BlackBerryブランドのすべてのスマートフォンの独占的グローバル・メーカー 兼 ディストリビューターとなります(ただし、インド、スリランカ、ネパール、バングラデシュ、インドネシアを除きます)。製品ロードマップに関する追加情報とデバイスの発売予定については、今後数か月中に発表される予定です。

今後の日本市場におけるTCL Communicationが製造するBlackBerryスマートフォン製品の展開は現時点で未定です。

* IDCの「Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker – Q3 2016」より

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BlackBerryについて
BlackBerryは、エンタープライズ向けに個人、デバイス、プロセス、そしてシステムの情報資産を守るモバイルネイティブなセキュリティソフトウェアおよび関連するサービスを提供しています。1984年に設立したBlackBerryは、本社をカナダ・オンタリオ州ウォータールーに置き、北米、ヨーロッパ、中東およびアフリカ、アジア太平洋、中南米地域で事業を展開しています。トロント証券取引所(TSX:BB)およびナスダック株式市場(NASDAQ: BBRY)に上場しています。詳細については、http://www.BlackBerry.com をご覧ください。

TCL Communicationについて
TCL Communication Technology Holdings Limitedは、TCLおよびAlcatelの2つの主要ブランドのもと、モバイルおよびインターネット製品のポートフォリオとサービスの更なる拡充を目指し、設計、製造、マーケティングを行っており、北米、中南米、欧州、中東、アフリカ、アジア太平洋地域の160か国以上で製品を販売しています。IDCおよび自社データによれば、2016年の第3四半期において全世界に事業を展開する携帯電話およびスマートフォン製造メーカー上位10社中、第7位にランクインしています。またタブレット製造メーカーとしても7位に位置付けられています。

中華人民共和国広東省深圳市に本社を置くTCL Communicationは、広東省恵州市に高効率の製造工場を、そして全世界に9カ所のR&Dセンターを運営し、世界全体で13,500人を雇用しています。TCL Communicationは、2G、2.5G、2.75G、3G、そして4Gに関する特許技術を所有するか、あるいはライセンスしている数少ない中国企業の1社です。またGMS、GPRS、EDGE、CDMA、WCDMA、TD-SCDMA、およびLTEの製品およびソリューションを独自に開発しています。詳細については、http://www.tclcom.com/ をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先広報代行
株式会社プラップジャパン 矢畑
電話番号:03-4570-3191 / メール:a-yabata@prap.co.jp

BlackBerryの名称、関連する製品およびBlackBerryのロゴ等は、米国およびその他の国におけるBlackBerry Limited. の商標です。その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

TCLはTCL Corporationの登録商標です。その他すべての商標の所有権はそれぞれの所有者に帰属します。Alcatel はAlcatel-Lucentの商標であり、TCL Corporationによるライセンスの下で使用されます。

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組織名
ブラックベリー・ジャパン株式会社
ホームページ
http://jp.blackberry.com/
代表者
John Chen 本社 代表者
上場
海外市場
所在地
〒107-6012 東京都調布市佐須町アーク森ビル 12F
連絡先
03-4360-9356

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