・都道府県別魅力度ランキング全8テーマで、沖縄県が1位・2位にランクイン!
・震災後の「東北」観光は、「東北」「北海道」居住者の旅行者が増。
・今年度LCCを利用した旅行意向は、「沖縄」「九州」「北海道」居住者が高い。
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)のカスタマーアクションプラットフォームカンパニーに設置された調査研究機関じゃらんリサーチセンター(センター長:沢登次彦)は、この度、全国約1万5800人の宿泊旅行者を対象に、「じゃらん宿泊旅行調査2012」を実施しました。
この調査は、観光などを目的とした宿泊を伴う旅行実態を把握するために行っている調査で、出張 ・ 帰省 ・ 修学旅行などを除いたマーケットの動向を調べています。昨年度1年間(2011年4月~2012年3月)における国内での宿泊旅行の実態について、その行き先や回数、旅行費用などの調査をし、今年で8回目の実施となります。主な結果は以下の通りです。
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■調査概要
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【1次調査】
調査目的:全国の宿泊旅行実施者を抽出することに加え、性・年代別の宿泊旅行実施率と、社会的な出来事の影響を知るために実施した。
調査時期:2012年4月6日(金)~10日(火)
調査対象:全国20~79歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
配信数:245,763件
調査内容:昨年度1年間(2011年4月~2012年3月)の国内宿泊旅行(出張・帰省・修学旅行などを除く)の有無について
回収数:80,000件(回収率32.6%)
1次調査集計対象者数:20,000件
2次調査対象件数:45,090件
【2次調査】
調査目的:全国の宿泊旅行実施者に対して、宿泊旅行の内容を知るために実施した。
調査時期:2012年4月11 日(水)~17日(火)
調査対象:45,843件(うち、同居家族モニター753件)
・1次調査において「昨年度1年間に国内宿泊旅行をした」と回答した人:45,090件
・追加調査において「昨年度1年間に国内宿泊旅行をした」と回答した人のうち、調査協力が得られた60歳以上の家族本人:753件
配信数:25,063件 (うち、同居家族モニター356件)
調査内容:昨年度1年間に実施したすべての宿泊旅行(出張・帰省・修学旅行などを除く)の行き先と回数について、また1人最大3件までの個別宿泊旅行について、具体的な内容を調査した。
回収数:15,811件(回収率63.1%)
有効回答数:15,771件(うち、同居家族モニター285件、旅行件数ベース30,825件)
▼「じゃらん宿泊旅行調査2012」詳細版はこちら
http://jrc.jalan.net/jrc/files/research/jalasyuku_20120730.pdf
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■調査結果の要約:テーマ別・都道府県別魅力度ランキング
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●沖縄県が、全8テーマで1位・2位にランクイン!
<地元ならではのおいしい食べ物が多かった>
1位:高知県(前年1位):73.3%
2位:沖縄県(前年4位):71.1%
3位:北海道(前年6位):69.7%
<魅力のある特産品や土産物が多かった>
1位:沖縄県(前年1位):66.3%
2位:京都府(前年2位):62.2%
3位:北海道(前年5位):57.0%
<魅力的な宿泊施設が多かった>
1位:大分県(前年1位):61.5%
2位:沖縄県(前年2位):56.7%
3位:千葉県(前年3位):47.8%
<地元の人のホスピタリティを感じた>
1位:沖縄県(前年1位):45.2%
2位:山形県(前年7位):32.9%
3位:秋田県(前年10位):31.0%
<子供が楽しめるスポットや施設・体験が多かった>
1位:千葉県(前年1位):57.5%
2位:沖縄県(前年2位):40.1%
3位:和歌山県(前年3位):38.8%
<若者が楽しめるスポットや施設・体験が多かった>
1位:千葉県(前年 1位):53.9%
2位:沖縄県(前年 2位):48.8%
3位:大阪府(前年 3位):41.2%
<大人が楽しめるスポットや施設・体験が多かった>
1位:千葉県(前年 1位)、沖縄県(前年 3位):55.6%
3位:京都府(前年 2位):54.8%
<現地で良い観光情報を入手できた> ※2012より新設調査テーマ
1位:沖縄県(前年‐):46.2%
2位:京都府(前年‐):39.0%
3位:奈良県(前年‐):33.8%
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■調査結果の要約:市場TOPICS
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●東日本大震災直後の1年間(2011年4月~2012年3月)の宿泊旅行実施率は、57.6%と震災前の1年間より微増した(0.9ポイント増)。一方、1年間の旅行実施回数は微減し、全国の延べ宿泊旅行者泊数(人泊)は約2億3987万人泊 (前年度比2.8%減)となった。
●東日本大震災後、月別延べ宿泊旅行者数は2011年10月からほぼ全月で前年度超え。若い層ほど戻りが早く、50~79歳(シニア)層は秋まで国内旅行を手控えていた様子がうかがえる結果。「東北」ブロックへの延べ宿泊旅行者数は、「東北」「北海道」ブロック居住者が増加。
●前年度比で、延べ宿泊旅行者数は西高東低の傾向。九州新幹線の影響か、「九州」への旅行が大きな伸び。都道府県別の増加率1位「熊本県」は、伸び率18.5%、47万人泊増。
●全国の宿泊旅行にかけられた総額は約6.9兆円と調査開始以来、最低。1回あたりの宿泊旅行にかけた費用(大人1人あたり)は、前年度より300円減少し4万6600円に。個人旅行は、交通費が微増、宿泊費、現地小遣いが微減。
●「一人旅」は調査開始以来、7年連続増加し14.1%。特に20~34歳の男性の「一人旅」が急増。
●LCCを活用した旅行意向は沖縄、九州、北海道居住者で高く、関東、関西居住者の意向を上回る。
▼「じゃらん宿泊旅行調査2012」詳細版はこちら
http://jrc.jalan.net/jrc/files/research/jalasyuku_20120730.pdf
▼「じゃらんリサーチセンター」はこちら
http://jrc.jalan.net/
▼リクルートについて
http://www.recruit.co.jp
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【本件に関するお問い合わせ先】
https://www.recruit.jp/form/inquiry_press.php
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