高齢化に伴う生活習慣病など慢性的な疾患に関連した課題について先進的な取り組みや構想について、栄養、街づくり、情報技術、健康産業の分野で活躍する研究者や専門家が紹介する「フードサミット2016 in 北海道」を11月30日(水)に北海道情報大学で開催する。
我が国の平均寿命は男性女性とも80歳を超え、世界第一位の長寿国となっている。高齢化に伴い、糖尿病などの生活習慣病、身体的活動の低下に直接つながる骨粗鬆症、あるいは認知症などが著しく増加し、健康寿命延伸の大きな妨げとなっている。これらの疾患にかかる医療費や介護費用は国の財政を圧迫し、また家族や同居者への身体的かつ精神的な負担になるなど深刻な社会問題となっている。北海道情報大学は、これまで北海道、江別市と連携し、食を基盤にした健康作りを推進し、食の臨床試験「江別モデル」の構築、健康カード事業などを実施してきた。
本フォーラムの目的は、高齢化に伴う生活習慣病など慢性的な疾患に関連した健康の課題について地域全体で情報を共有し、より良い社会基盤を構築することである。そのために必要な先進的な取り組みや構想について、栄養、街づくり、情報技術、健康産業の分野で活躍する研究者や専門家に紹介していただく。
この産学官連携による「食と健康と情報」のフォーラムの開催を契機に、地域住民の健康が約束される仕組みが構築され、将来この地域にとどまらずグローバルに展開することができるモデルづくりに結び付くことを期待している。
【日時】 平成28年11月30日(水)13:00~17:00(開場12:30)
【場所】 北海道情報大学 松尾記念館講堂
【費用】 入場料無料
【申込】 事前申込制(申込期限は11月29日(火))
【その他】 500名
【プログラム】
■13:00 開会挨拶 北海道情報大学 学長 冨士 隆 氏
■13:05 来賓挨拶 北海道経済産業局地域経済部 部長 寒川 卓知 氏
■13:10 基調講演 Royal DSM Member of the Managing Board Mr. Stephan Tanda
“DSM’s global activities in health and nutrition
− latest trends and innovation”
■13:30 特別講演 公益財団法人 骨粗鬆症財団 理事長 折茂 肇 氏
“Potentiality of Vitamin D as a healthy aging hormone”
■14:10 基調講演 DSM Nutritional Products, Senior Vice President
Nutrition Science & Advocacy Dr. Manfred Eggersdorfer
“The role of micronutrients (Vitamin D, DHA, Lutein)
for health and impact on health care cost reduction”
■14:50 講演 北海道情報大学先端経営学科 教授 明神 知 氏
「食と健康と情報」を支える情報連携基盤」
■15:30 講演 北海道情報大学情報メディア学科 教授 藤井 敏史 氏
「医療分野におけるバーチャルリアリティの活用」
■15:50 講演 北海道情報大学医療情報学科 教授 西平 順 氏
ICTを基盤にした地域健康ネットワーク「江別モデル」
■16:10 講演 イオン株式会社 地域エコシステムプロジェクトリーダー 齊藤 岳彦 氏
「AEONが考える地域エコシステムとは
~Health & Wellnessの重要性~」
■16:30 講演 株式会社ファンケル 総合研究所 ヘルスサイエンス研究センター
機能性評価グループ 課長 魚津 伸夫 氏
「睡眠の質を改善する機能性表示食品
アミノ酸の1種セリンの機能性について」
■16:50 共催者挨拶 ディー・エス・エム ジャパン株式会社 代表取締役社長 中原 雄司 氏
【主催】 北海道情報大学
【共催】 ディー・エス・エム ジャパン株式会社
【後援】 経済産業省北海道経済産業局、北海道、江別市、
一般社団法人北海道食産業総合振興機構、
公益財団法人北海道科学技術総合振興センター
▼本件についての案内はこちら
http://www.do-johodai.ac.jp/info/post-306.php
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人電子開発学園 北海道情報大学 健康情報科学研究センター
住所: 北海道江別市西野幌59-2
TEL: 011-385-4430
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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