立正大学は、11月5日(土)に第12回法学部・法制研究所シンポジウムを熊谷キャンパスで開催する。これは、法律や政治、法学教育に関する問題についての現状や議論などを紹介することで、学生のみならず地域の方々にも法学や政治学の分野に興味を持ってもらい、ともに考えていく場を提供するというもの。今回は、「スポーツとジェンダー~女性アスリートが輝く社会に向けて」をテーマに、ジェンダーの観点から、社会に存在する身近な問題を考える。
昨今、オリンピックやワールドカップといった世界の場において、日本の女子スポーツ選手の華々しい活躍を目にすることが多くなった。しかし一方で、女子選手と男性指導スタッフとの軋轢が問題とされることも少なくない。また、世界ランキングでは同一種目の男子チームより上位にランキングされているのにもかかわらず、国内での注目度が低く、十分な育成振興のためのサポート体制が社会の中に形成されているとはいえない種目も多い。さらに競技によっては、女子であるがゆえに、競技の場に立てないという種目さえ存在する。
そこで今回のシンポジウムでは、性別に起因するスポーツ界における問題の現状を、女子オリンピック代表選手や女子チームの指導スタッフ経験者など、女子スポーツの関係者の視点から指摘。スポーツ界および社会がどのように対応していくべきなのかを、ジェンダーの観点から考察してゆく。
◆第12回法学部・法制研究所シンポジウム「スポーツとジェンダー~女性アスリートが輝く社会に向けて」
【日 時】 11月5日(土)14時~17時
【場 所】 立正大学熊谷キャンパス
【基調講演者】
山口 香氏(筑波大学准教授、日本オリンピック協会理事、同女性スポーツ専門部会部会長、全日本柔道連盟女子強化委員、ソウル五輪日本女子柔道52kg級銅メダリスト)
【パネリスト】
・中村 順氏(大宮アルディージャ育成部長、元日本女子代表コーチ、元U—23日本女子代表監督)
・坪内 瞳氏(元ノースレイア(女子プロ野球チーム)監督、日本大学女子硬式野球部監督)
・宮崎善幸氏(立正大学ラグビー部女子ラグビーヘッドコーチ、女子セブンズ日本代表S&Cコーチ)
・落合久夫氏(東京都バドミントン協会副理事長)
【司会・コーディネーター】
川眞田嘉壽子氏(立正大学法学部教授、ジェンダー法学会理事)
【主 催】 立正大学法学部・立正大学法制研究所
【後 援】 熊谷市、熊谷商工会議所、熊谷教育委員会、埼玉新聞社
▼本件に関する問い合わせ先
立正大学法学部事務局
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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