チェック・ポイントとIBM Securityが脅威阻止のための提携を開始

  • チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社

脅威インテリジェンスの共有とテクノロジー/サービスの統合による新しい連携アプローチでサイバー犯罪を防止

ゲートウェイからエンドポイントまでの包括的セキュリティを提供するCheck Point Software Technologies Ltd.(インターナショナル本社:イスラエル、会長兼CEO:ギル・シュエッド)は、セキュリティ業界全体がより連携的なアプローチでサイバー犯罪の阻止に取り組むようになっていることを受け、IBM Securityと脅威インテリジェンスの共有を含む広範囲の提携を開始したことを発表しました。また、幅広い製品統合に加え、IBMコンサルティング・サービスおよびマネージド・セキュリティ・サービス全体にわたる投資の拡大も発表されました。

サイバー犯罪は、急激に企業にとって重大な脅威となっており、今や世界最大規模の非合法経済活動の1つに数えられています(国連によると、年間利益総額は4,450億ドル)。複雑で侵略的なこの攻撃環境に対抗すべく、チェック・ポイントとIBM Securityの広範囲の提携により、企業は、セキュリティ・リスクを検出するだけでなく、攻撃を未然に防ぐためのツールを顧客に提供することにおいても信頼レベルを高めることが可能になります。

今回の提携には、以下の4分野における連携が含まれます。

- 脅威インテリジェンスの共有 - 新たに出現する脅威や進化発展する脅威を効果的に防ぐためには、セキュリティ業界の連携防御に対するオープンなアプローチが必要です。IBM X-Forceとチェック・ポイントのセキュリティ調査チームは、IBMの脅威インテリジェンス共有プラットフォームであるIBM X-Force Exchange(XFE)を使用し、脅威の特定/分析結果を双方向で共有することによって直接連携します。脅威に関するこの集合知を各社の脅威インテリジェンス製品に統合することで、プロアクティブな脅威阻止機能を両社のお客様に提供できるようになります。

- 統合型イベント管理 - お客様によって導入されているセキュリティ管理プラットフォーム間で機能を共有すると、脅威活動に対する両社の連携対応が加速化するとともに、セキュリティ・テクノロジー投資の価値拡大というメリットがお客様にもたらされます。チェック・ポイントは、IBM Security QRadarインテリジェンス・プラットフォームと統合する新しいSmartConsoleアプリケーションを、IBM Security App Exchangeでリリースする予定です。このアプリケーションにより、ネットワーク・データとセキュリティ・イベントがチェック・ポイント製デバイスからQRadarに配信されるため、オペレータは脅威情報をQRadarコンソールから直接リアルタイムで表示し、インシデントへの対応を迅速化することが可能です。

- 先進的なモバイル保護 - Check Point Mobile Threat Preventionは、IBM Maas360エンタープライズ・モビリティ管理(EMM)内に統合されます。これによりお客様は、Check Point Mobile Threat Preventionを容易に導入および管理するとともに、危殆化したデバイスによって企業ネットワークや企業データがアクセスされるのを、リアルタイムの見識に基づいて防ぐことができます。これらの機能を組み合わせると、モバイル・デバイス、アプリケーション、ネットワークにおける高度な脅威の阻止を自動化すると同時に、モバイル・セキュリティ・テクノロジーの全社的な実装および継続的なモニタリングを大幅に簡略化することが可能になります。

- マネージド・セキュリティ・サービス - IBMマネージド・セキュリティ・サービス(MSS)は、チェック・ポイントのソリューションをIBMのお客様向けに提供し、管理することに関する専門知識や技術を継続的に深めていきます。今後は、さらに多くのチェック・ポイント製ネットワーク・セキュリティ製品/サービスの導入と管理が新しいラボ機器でサポートされ、IBMのSOCアナリストとソリューション・アーキテクトを対象としたトレーニングが継続される予定です。これによりお客様は、自社のセキュリティ要件の変化に応じて、さまざまなリソースや専門知識/技術にコスト効率よくアクセスできるようになります。

チェック・ポイントのセキュリティ・ソリューション担当副社長のアヴィ・レムバウム(Avi Rembaum)は、次のように述べています。「今日のビジネス環境は、これまで以上につながりを強め、革新的になっており、お客様が潜在的な脅威を未然に防げるようにするには、それと同等に革新的な方法が必要です。チェック・ポイントとIBM Securityはいずれも、未然防御のセキュリティ・アプローチを採用しています。インテリジェンスの共有とテクノロジーの統合を通じてお客様のセキュリティ・プログラムの向上に貢献し、業界連携のための新しいモデルを確立することが両社の目標です。」

IBM Securityの戦略担当副社長、ケーレブ・バーロウ(Caleb Barlow)氏は、次のように述べています。「知識と技術を共有することは、セキュリティ業界が脅威に対する防御機能を次世代レベルに引き上げるための手段ですが、サイバー犯罪者にとってはこの共有アプローチは既知の事実であるため、セキュリティ業界はこの難局に立ち向かう必要があります。セキュリティ精通し、豊富な経験を持つチェック・ポイントとの連携により、両社のお客様にとって多大な成功をもたらすことは間違いありません。」

IBM Securityについて
IBM Securityは、高度なエンタープライズ・セキュリティ製品/サービスの統合型ポートフォリオを提供しています。世界的に有名なIBM X-Force(R)研究チームによってサポートされているこのポートフォリオにより、リスクを効果的に管理し、新たに登場する脅威を阻止することが可能になります。IBMは、世界最大規模のセキュリティ調査およびソリューション開発/提供組織を運営し、世界130か国以上で毎日150億件のセキュリティ・イベントをモニタリングしており、セキュリティ関連の特許保有数は3,000件を超えます。詳細については、http://www-03.ibm.com/security/ をご覧になるか、Twitterで@IBMSecurityをフォローするか、IBMセキュリティ・インテリジェンスのブログを参照してください。

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■ チェック・ポイントについて   WE SECURE THE FUTURE.
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ( http://www.checkpoint.com/ )は、あらゆる規模の組織に対応する世界トップクラスのセキュリティ・リーディング・カンパニーです。業界随一の検出率を誇る先進のセキュリティ対策により、お客様のネットワークをマルウェアなどの多岐にわたるサイバー攻撃から保護します。大規模ネットワークからモバイル・デバイスまでを保護する包括的なセキュリティ・アーキテクチャに加え、直感的で使いやすい総合的なセキュリティ管理ソリューションを提供しています。 世界の10万以上の組織・企業がチェック・ポイントのセキュリティ製品を利用しています。

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は、1997年10月1日設立、東京都新宿区に拠点を置いています。

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《本件に関するお問い合わせ先》
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
担当 マーケティング 石黒佐知子
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広報代行 株式会社プラップジャパン
担当 高橋・南宮
Tel: 03-4580-9109 / Fax: 03-4580-9135
Email: CheckPoint_pr@ml.prap.co.jp

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この企業の情報

組織名
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
ホームページ
https://integralads.com/
代表者
藤中 太郎
資本金
2,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-15-19目黒駅前924
連絡先
03-4540-1539

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