―プラップチャイナとBird & Birdが、知財法務とコミュニケーションの両面から支援―
PR発想であらゆるコミュニケーション活動を支援する、株式会社プラップジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 勇夫、以下 プラップジャパン)のグループ会社である北京普楽普公共関係顧問有限公司(本社:北京、総経理:大槻 知博、以下 プラップチャイナ)と、クロスボーダーの企業法務・知的財産に精通する国際法律事務所Bird & Bird(本社:英国ロンドン、代表:Christian Bartsch、以下 バード&バード)の北京オフィスは共同で、日本企業向けに中国・アジアを含むグローバル市場を対象とした「ブランドコミュニケーション型知的財産報告書」制作サービスの提供を開始します。
グローバル市場では、模倣品の流通、商標の冒認出願、特許侵害、著作物の無断使用、営業秘密の侵害、ECプラットフォームやSNS上での権利侵害など、企業が直面する知的財産に関する課題が多様化・複雑化しています。日本企業がこうしたトラブルに巻き込まれ、売上機会の損失や権利回復に伴う負担が生じるケースも少なくありません。このようなトラブルは、法務上の問題にとどまらず、顧客の安全・安心、正規流通、取引先との関係、ブランドへの信頼にも影響を及ぼします。また、模倣品やオンライン上の権利侵害が国境を越えて拡散することもあり、海外における知財対応は、グローバルな事業活動に関わる経営課題となっています。
一方、企業が行っている模倣品対策や冒認出願への対応などは、法務・知財部門内の個別案件として管理され、その取り組みや成果が社外に十分伝わっていないケースがあります。しかし、こうした知財活動は、権利を守るだけでなく、顧客や取引先を守り、正規流通を維持し、ブランドへの信頼を支える取り組みでもあります。そのため、知財活動の意義や成果をこうした観点から整理し、社内外のステークホルダーに向けて発信することが重要になっています。また、2026年6月に日本政府が決定した「知的財産推進計画2026」や8月に公表された関連ガイダンスでは、知財・無形資産を企業価値の源泉として捉え、経営戦略と結びつけて活用・発信していくことの重要性が示されています。
こうした背景を踏まえ、プラップチャイナとバード&バードは、知財活動の法的な整理と、経営・ブランドの視点による情報発信を一体化した「ブランドコミュニケーション型知的財産報告書」を共同で提供します。本サービスでプラップチャイナは、知財活動を企業価値やブランドへの信頼につながる情報として再構成し、対象となるステークホルダーの設定、ストーリー開発、編集、デザイン、多言語化、発信施策の設計を行います。バード&バードは、グローバルで発生する知的財産に関する課題について、権利関係、法的事実、対応経緯、開示可能性、表現上のリスクなどを確認します。
「ブランドコミュニケーション型知的財産報告書」の特徴
1.知的財産法務を経営・ブランドの文脈へ接続
企業の法務・知財部門の活動を、事業の継続、顧客の安全・安心、正規流通の保護、ブランドへの信頼、将来の収益機会などの観点から再編集します。
2.幅広いステークホルダーに向けて設計
投資家や知財の専門家に加え、顧客、ライセンシー、取引先、行政機関、社員などにも企業の取り組みが伝わる構成と表現を設計します。
3.法的正確性とコミュニケーションを一体化
プラップチャイナのコミュニケーション設計力と、バード&バードの法務・知財領域の専門性を組み合わせ、法的正確性と伝わりやすさを両立します。
4.報告書を起点に複数の施策へ展開
知財報告書を中核となる情報として活用し、社内外のさまざまなコミュニケーション施策への展開を支援します。
主なサービス内容
- 知的財産、ブランド活動および既存資料の棚卸し
- グローバルでの知財対応実績の整理
- 開示可能情報と秘匿情報の整理
- 知的財産報告書の企画、編集、デザイン
- 日本語、英語、中国語などへの多言語展開
- プレスリリース、Webサイト、SNS、動画、展示会などへの展開
- 統合報告書、IR資料、社内説明資料への活用
- 知財活動や対応実績の更新、継続的な知財コミュニケーション支援
プラップチャイナとバード&バードは、両社の専門性と国際ネットワークを生かし、複数の国・地域にまたがる企業の知財課題とその解決に向けた取り組みを、グローバルな視点で整理します。本サービスを通じて、企業の知財・ブランドを守る活動を、経営層、投資家、顧客、取引先、行政機関、社員など多様なステークホルダーに伝わる情報に変換し、企業価値やブランドへの理解向上につなげてまいります。
プラップグループは今後も、各国・地域のニーズや環境の変化を捉え、グローバルネットワークと専門性を生かしたサービスの拡充を通じて、企業の海外におけるコミュニケーション活動を支援してまいります。
なお、本件に伴う今期業績への影響は軽微であると見込んでおりますが、中長期的には当社グループの企業価値向上に資するものと考えております。
プラップチャイナについて
PRAP China(北京普楽普公共関係顧問有限公司)は、1970年創業のプラップジャパンを中核とするプラップグループの中国法人です。北京・上海・成都を拠点に、中国市場における企業広報、ブランドコミュニケーション、危機管理、多言語コンテンツなどの支援を行っています。
URL:
http://www.prap.com.cn/jp/index.html
バード&バードについて
バード&バードは、知的財産、テクノロジー、規制分野をはじめとするクロスボーダー案件に強みを持つ国際法律事務所です。中国では北京、上海、深圳、香港の各拠点が連携し、大中華圏で100人を超える法律専門家が、知的財産を含む幅広い法務サービスを提供しています。
URL:
https://www.twobirds.com
プラップジャパンとは
株式会社プラップジャパンは、PR発想で企業や団体のコミュニケーション活動を包括的にサポートする、コミュニケーションコンサルティング・グループです。1970年に総合PR会社として創業して以来、多様な価値観の世の中において「あらゆる関係性を良好にする」というミッションを軸にビジネスの領域を広げてきました。日本・中国・東南アジアに拠点を持ち、コミュニケーション分野に専門性を持った複数のグループ会社と連携しながら、これまでの「当たり前」にとらわれず、社会の視野を広げるコミュニケーションで課題を解決しています。
プラップジャパン URL:
https://www.prap.co.jp/
プラップグループ URL:
https://www.prapgroup.com/