本製品は、蓄電池、蓄電池用パワーコンディショナ、自動切替盤を一体化した非常用電源設備です。常用時と非常時の双方で活用できるリチウムイオン蓄電池採用の非常用電源として、国内で初めて消防認定を取得しており、停電時には消防・防災設備や避難設備等への電力供給を担います。
また、平常時には太陽光発電の余剰電力活用、電力ピークカット、電力市場の安価な時間帯の充電電力活用などに対応できるため、非常時の電源確保に加え、電力コストの最適化、脱炭素化にも貢献します。
近年、自然災害の激甚化、電力需給の変動、企業におけるBCP対策の重要性が高まるなか、物流施設、倉庫、工場、商業施設、医療・福祉施設、公共施設などでは、停電時にも事業継続や安全確保を支える電源インフラの整備が求められています。
従来、非常用電源にはディーゼル発電機が多く用いられてきましたが、燃料管理、負荷試験、オイル・冷却水等の消耗品管理、騒音、振動、排気ガスなど、維持管理面での課題があります。「防災用蓄電池パッケージ」は、非常時の電力供給に加えて平常時にも価値を生む設備として、これからの防災・減災対策における有力な選択肢になると考えています。
センコーグループは、物流、商事、ライフサポート、ビジネスサポート、プロダクトなど幅広い事業を展開し、社会インフラを支える企業グループとして事業活動を行っています。今回の取り組みでは、センコーグループの顧客基盤と、センコー商事が培ってきた物流系総合商社としての調達力・提案力を活かし、防災・減災、BCP、脱炭素、電力コスト最適化に資する新たなソリューションとして、本製品の展開を進めます。
本取り組みにおいて、ダイヘンは製品開発・製造を担い、全蓄協は導入相談、設置・保守・点検、技術支援、補助金活用支援などを担います。センコー商事は販売・導入提案の窓口として、物流施設、倉庫、工場、商業施設、医療・福祉施設、公共施設などのお客様に向けて、本製品の提案活動を進めてまいります。
センコー商事は、センコーグループの全国ネットワークと既存顧客接点を活用し、物流施設・倉庫・工場を中心に、商業施設、医療・福祉施設、公共施設等へ提案対象を広げます。さらに、ゼネコン・サブコン・設備会社等との連携も視野に入れ、非常用ディーゼル発電機の更新時期を迎える施設、脱炭素化・電力コスト最適化のニーズが高い施設を重点対象として案件形成を進めます。
センコーグループは今後も、グループの顧客基盤とセンコー商事の提案力を活かし、防災・減災、BCP、脱炭素、エネルギーマネジメントに資するソリューションの提供を通じて、持続可能で災害に強い社会インフラの構築に貢献してまいります。
1. 取り組みの概要
| 項目 |
内容 |
| 対象製品 |
「防災用蓄電池パッケージ(消防認定品)」 |
| 発表主体 |
センコーグループホールディングス株式会社 |
| 販売・導入提案主体 |
センコー商事株式会社 |
| 連携先 |
株式会社ダイヘン、一般社団法人全国常用・非常用兼用蓄電池設備推進協会 |
| 開発・製造 |
株式会社ダイヘン |
| 主な対象施設 |
物流施設、倉庫、工場、商業施設、医療・福祉施設、公共施設、太陽光発電設備を保有する施設、非常用ディーゼル発電機の更新時期を迎える施設等 |
| 主な用途 |
非常時:消防・防災設備および避難設備等への電力供給
平常時:電力ピークカット、太陽光余剰電力活用 |
| 展開方針 |
センコー商事を通じ、センコーグループの顧客基盤に向けて販売・導入提案を推進 |
| 市場影響・販売拡大見通し |
センコー商事の既存顧客接点とセンコーグループの全国ネットワークを活用し、物流施設・倉庫・工場・商業施設・医療・福祉施設・公共施設等への提案機会を拡大。ゼネコン・サブコン・設備会社等との連携も視野に、非常用電源更新、太陽光余剰電力活用ニーズの高い施設を重点対象とする。 |
2. ダイヘン製「防災用蓄電池パッケージ」の主な特徴について
・ジャパン・レジリエンス・アワード2026「内閣総理大臣賞」受賞
・国内初の消防認定取得製品
・リチウム蓄電池、蓄電池用パワーコンディショナ、自動切替盤を一体化した非常用電源設備
・停電時は消防・防災設備、避難設備等へ電力供給
・平常時はピークカット、安価な時間帯の充電電力活用に対応
・低騒音、黒煙・振動・排気ガスの発生なし
・燃料管理、負荷試験、オイル・冷却水管理などの維持管理負担を軽減
・防災・減災、脱炭素に貢献
【製品に関する参考動画】
https://youtu.be/Bj0VqYAZH-Q?si=qabURYVkSKLwuo2z
製品の主な仕様
| 項目 |
内容 |
| 定格出力 |
50kW |
| 蓄電池容量 |
リチウムイオン電池 50kWh(初期公称容量) |
| 構成 |
蓄電池、蓄電池用パワーコンディショナ、自動切替盤 |
| 始動時間 |
約10秒(規定値40秒以内) |
| 設置条件 |
屋外、周囲温度-10℃~40℃、標高1,000m以下、積雪1.0m以下等 |
| 寸法 |
W4,470×D1,750×H2,380mm |
| 騒音値 |
約75dB |
注:実際の導入可否、必要容量、接続負荷、消防協議、設置条件、保守条件は案件ごとに確認が必要です。
3. 各社の役割
| 会社・団体 |
主な役割 |
| センコーグループホールディングス株式会社 |
グループ全体の事業戦略の観点から、防災・減災、BCP、脱炭素、エネルギーマネジメントに資するソリューション展開を推進。 |
| センコー商事株式会社 |
センコーグループの物流系総合商社として販売・導入提案を担う。
顧客接点、調達力、提案力を活かし、物流施設・産業施設等に提案。 |
| 株式会社ダイヘン |
防災用蓄電池パッケージの開発・製造 |
| 一般社団法人 全国常用・非常用兼用蓄電池設備推進協会 |
常用・非常用兼用蓄電池設備の普及推進、導入相談、設置・保守・点検、技術支援、補助金活用支援等を担当。 |
4. 各社からのコメント
【センコーグループホールディングス株式会社】
今回取り扱うダイヘン製「防災用蓄電池パッケージ」は、国内初の消防認定取得に加え、ジャパン・レジリエンス・アワード2026において内閣総理大臣賞を受賞した、社会的評価の高い防災インフラ製品です。センコーグループは、グループ中核会社であるセンコー商事を通じて本製品の販売・導入提案を進め、物流施設や産業施設のお客様のBCP強化、脱炭素化、持続可能な事業運営に貢献してまいります。
【センコー商事株式会社】
センコー商事は、センコーグループの物流系総合商社として、物流・産業分野のお客様に向けて、燃料、物流資材、環境・インフラ関連商材など、多様な商品・サービスを提供してまいりました。今回取り扱いを開始する防災用蓄電池パッケージは、非常時の電力確保に加え、平常時の電力ピークカットや太陽光余剰電力の活用にも対応できる設備です。当社は、顧客接点と提案力を活かし、物流施設、倉庫、工場、商業施設、医療・福祉施設、学校などに向けて、本製品の導入提案を進めてまいります。
【株式会社ダイヘン】
防災用蓄電池パッケージは、非常時の消防設備等への電力供給と平常時の再エネ電力の有効活用を両立する製品です。今回、センコーグループおよび全蓄協との連携により、物流施設、産業施設、商業施設、医療・福祉施設など、社会インフラを支える現場への普及を進められることを期待しています。ダイヘンは今後も、防災・減災、脱炭素、エネルギーの安定供給に貢献する製品・技術の提供に努めてまいります。
【一般社団法人 全国常用・非常用兼用蓄電池設備推進協会】
全蓄協は、常用・非常用兼用蓄電池設備の普及を通じて、災害時の電力確保とエネルギーの安定供給に貢献することを目的としています。防災用蓄電池は、非常時だけでなく平常時にも活用できる点で、これからの防災・減災対策において重要な選択肢になると考えています。今回の連携を通じ、導入相談、設置、保守、点検、技術支援まで一体的に支援し、安心して導入いただける体制づくりを進めてまいります。
5. 会社概要
| 会社・団体 |
概要 |
| センコーグループホールディングス株式会社 |
物流、商事、ライフサポート、ビジネスサポート、プロダクトなど幅広い事業を展開するセンコーグループの持株会社です。グループ各社の事業基盤と顧客ネットワークを活かし、物流・商事・環境・生活関連分野における多様なソリューションを提供しています。 |
| センコー商事株式会社 |
1965年設立の物流系総合商社です。物流資材、燃料、車両関連、環境・インフラ関連商材などを取り扱い、センコーグループの顧客基盤と調達ネットワークを活かして、お客様の事業活動を支える商品・サービスを提供しています。 |
| 株式会社ダイヘン |
1919年設立。電力機器、溶接機、産業用ロボット、半導体製造装置用高周波電源、蓄電池システム、EV充電システム等の開発・製造・販売を行うメーカーです。 |
| 一般社団法人 全国常用・非常用兼用蓄電池設備推進協会 |
災害時における電力供給の確保とエネルギーの安定供給への貢献を目的に、蓄電池設備およびエネルギーマネジメントに関する事業を展開する団体です。 |