当物件では、積水ハウスが住宅建築で培ってきた高い技術力をオフィス建築などの事業分野にも展開する「グリーン・ファースト・オフィス」として、省エネと創エネでエネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指すZEBを、物件オーナーの朝日システム株式会社の環境負荷軽減への深い理解とESGに向けた企業姿勢により実現しています。
全世界のCO₂排出量の37%を占める建設部門において排出量削減が不可欠な中、脱炭素社会の実現に向け、建物の環境負荷を定量的に可視化するLCA(ライフサイクルアセスメント)への注目が高まっています。
この時流にいち早く適応し、当物件では建物のホールライフカーボンの大幅な削減に貢献できる「PremiAL R100」を採用いただきました。
「PremiAL R100」は、EPD認証制度の一つである環境ラベルプログラム「SuMPO EPD」
※1を取得しており、原材料調達・輸送・製造までのCO₂排出量が2.9kgであることが認証されています。これは、新地金を100%使用したアルミ形材のCO₂排出量と比較すると、約80%の削減ができる
※2ことを意味します。「PremiAL R100」の採用により、建設時のCO₂排出量(エンボディドカーボン)の削減に貢献し、建築物の環境価値向上にも寄与することができます。
LIXILは、環境ビジョン2050「Zero Carbon and Circular Living(CO₂ゼロと循環型の暮らし)」の実現に向けた重点領域の一つである「資源の循環利用を促進」において、2031年3月期までにハウジング事業で使用するリサイクルアルミの使用比率を100%にすることを目標に掲げています。
今回の取り組みは、CO₂排出量の削減や資源循環を目指すLIXILと積水ハウスの意図が合致し実現したものです。今後さらなる社会へのインパクト(良い影響)の創出に向け、LIXILの「PremiAL」シリーズを集合住宅や戸建住宅などの物件に採用するとともに、両社によるアルミリサイクルループの構築などの検討も視野に、取り組みを推進してまいります。
※1 一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)が運営する環境情報開示方法の仕組みで国際規格「ISO 14025 タイプⅢ環境宣言(EPD)」に準拠しています。
※2 LIXIL試算による。
<参考資料>
■「朝日システム株式会社 新社屋」現場概要
施主:朝日システム株式会社
【事業内容】情報システムの企画コンサルティング、システム分析設計、ネットワーク環境の設計・構築、ソフトウェア開発、保守運用など、福島・東京・仙台を拠点にしたシステムエンジニアリング業務
設計・施工:積水ハウス株式会社
竣工:2026年3月31日
所在地:福島県福島市
構造:フレキシブルβシステム 4階建
「PremiAL R100」採用商品名:PRO-SE、MLシリーズ、フロンテック、E-shape window、RX-80
主な該当部位:建物開口部(カーテンウォール、アルミサッシ)※一部除く
■「PremiAL R100」の特長
「PremiAL R100」は、原材料の100%にリサイクルアルミを使用した循環型低炭素アルミです。「PremiAL R100」1㎏あたりの原材料調達・輸送・製造までのCO₂排出量は2.9㎏で、新地金を100%使用したアルミ形材と比較すると、80%のCO₂排出削減に貢献します。
About LIXIL
LIXILは、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。ものづくりの伝統を礎に、INAX、GROHE、American Standard、TOSTEMをはじめとする数々の製品ブランドを通して、世界をリードする技術やイノベーションで、人びとのより良い暮らしに貢献しています。現在約53,000人の従業員を擁し、世界150カ国以上で事業を展開するLIXILは、生活者の視点に立った製品を提供することで、毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支えています。
株式会社LIXIL(証券コード: 5938)は、2025年3月期に1兆5,047億円の連結売上高を計上しています。
LIXILグローバルサイト:https://www.lixil.com/jp/