3月22日は「世界水の日」。安心して飲める日本の水道水をさらにシンカさせる、LIXILの浄水とは

株式会社LIXIL(以下、LIXIL)は、3月22日の「世界水の日」を前に、日々の暮らしの中での水の大切さを見つめ直し、より安全性が高くおいしい浄水をご提供するために取り組んでいる活動をお伝えします。


196か国中、水道水が飲めるのはわずか9か国

水道水をそのまま飲める国は、196か国中、わずか9か国と言われています※1。「水道水を飲める」ことは日本では当たり前ですが、実は非常に恵まれたことです。
なぜ日本の水道水は、そのまま飲めるのでしょうか。まず第一に、日本は山や森林が多いという地理的な特徴があり、森林に蓄えられた雨水が、肥沃な土によってろ過され、豊かな水源が比較的きれいに保たれているという強みがあります。さらに、いくら元の水がきれいであっても、飲める状態に水質を高めて各家庭まで届ける設備がなければ、安心して飲むことはできません。上水、下水ともに水道インフラが整っていることが、日本の水道水が飲める2つめの理由です。そして3つめの理由が、飲み水に関する法整備が徹底されていること。国の厳しい基準によって管理されているため、私たちは安心して水道水を使えるのです。
※1 国土交通省「令和7年版 日本の水資源の現況」より
イラスト出典:政府広報オンラインをもとに、LIXIL作成

しかし、これらは決して不変なものではありません。人口減少や過疎化による設備維持の困難さ、気候変動による水不足、安定した水を作り供給するためのエネルギーの問題など、昨今の環境変化のなかで、私たちが当たり前のように使用している水は、厳しい状況に直面しつつあります。限りある資源の大切さを認識し、守っていかなければなりません。

水道水を浄水栓でもっとおいしく

日本の水道は安全、といっても、実際に水道水をそのまま飲んでいる方はどのくらいいるでしょうか。2023年にLIXILが子育て家庭を対象に行った調査では、25%の家庭が水道水を飲んでおり、40%以上の方は浄水器を通した水道水を使用している一方、ウォーターサーバーやペットボトルの水を活用している家庭も多く、約30%に及びました※2。「水道水を飲むのはなんとなく心配」「カルキ臭がしておいしくない」という声もあるかもしれません。水道水に含まれる残留塩素は、家庭の蛇口まできれいな水を届けるために必要なものですが、事実、そのまま飲んだり料理をすると、味を損ねる可能性があることがわかっています※3。LIXILの浄水栓は、独自技術による高性能な浄水カートリッジによって、この残留塩素や、配管の中で混入する可能性がある不純物を取り除き、安心でおいしい浄水を作ります。
図1)子育て家庭で飲まれている水の種類(2023年LIXIL調べ)

図2)ハーブティの不快な臭い成分の検出量※3

※2 LIXILプレスリリース 2023年5月30日 https://newsroom.lixil.com/ja/20230530_0
※3 LIXILプレスリリース 2025年9月10日 https://newsroom.lixil.com/ja/2025091001


浄水の質を左右するのが、カートリッジの素材や構造です。LIXILのオールインワン浄水栓の浄水カートリッジは、セラミック製の芯材とそれを包むように配された活性炭、全体を包む不織布の三層構造となっています。セラミックフィルターは、目に見えない無数の孔が広がる多孔質構造で、水道水を内部全体で分散してろ過します。LIXILのセラミックフィルターには抗菌性があり、細菌繁殖を抑制します。また、活性炭も、LIXIL独自のブレンドと成形技術によるもので、セラミックフィルターとの組み合わせによりコンパクトながらも高い浄水性能を作り出しています。LIXILには、100年以上にわたりセラミックを作りつづけてきた技術と経験があります。この浄水カートリッジは、すべての製品の研究開発・製造・組み立てを国内の自社工場で行い、専門チームが全工程と品質を管理し、高いクオリティを追求しています。


一方で、ここ数年大きな問題となっているのが、浄水カートリッジの模倣品・互換品が、インターネット通販サイトなどで多数出回っていることです。見た目はLIXIL製品とそっくりであっても、材料や内部構造がまったく違うため、品質は大きく異なり、残留塩素やにごりが十分に取れないものも確認されています。よりおいしく、安全な水を飲むために浄水栓をご利用いただいているにも関わらず、浄水カートリッジが非正規品であるために、本来の浄水効果をお届けできていないことはとても残念なことです。そこでLIXILは浄水カートリッジの販売をLIXILの公式通販サイト「LIXILストア」のみで行い、また、ホームページや広告等で模倣品・互換品に関する注意喚起を行うとともに、健全な市場形成に向けて通販サイト運営会社に働きかけ、不正な浄水カートリッジの撲滅を推進しています※4
※4 LIXILプレスリリース 2025年10月22日 互換品の性能調査結果を公表 https://newsroom.lixil.com/ja/2025102201


浄水の良さを、多くの人に伝えたい

浄水について知っていただく活動は、模倣品の検出だけではありません。LIXILでは、水道水の大切さや浄水のしくみをより多くの方に知っていただきたいという思いから、この1年さまざまな活動を行いました。
昨年の夏休みには、小学生を対象に水道水や浄水の仕組みを親子で学べるワークショップを愛知県のINAXライブミュージアムで実施しました。すぐ近くにカートリッジの製造工場と研究拠点がある場所で、研究者が自ら製品とろ過の仕組みを説明し、子供たちの質問に答えました。また、参加者は実際にペットボトルと砂や小石、セラミックフィルターを使って簡易ろ過装置をつくり、塩素を除去できているかどうかを試薬で確かめる実験を行いました。さらに、水道水と浄水の飲み比べで、においや味に違いがあることを体感してもらい、こちらも大いに盛り上がる時間となりました。

春と秋には、実験的に、カートリッジの定期契約者から抽選で、カートリッジ工場の見学会を行いました。土や活性炭からカートリッジが出来上がっていく工程を間近に見ることで、製品への理解と信頼を高めていただくよい機会となりました。


2025年7月30日実施 夏休み 浄水体験イベント https://owners.lixil.co.jp/hanaie/15140

浄水カートリッジ 工場見学 https://owners.lixil.co.jp/hanaie/16309

浄水に対するあくなき研究、調査

LIXILの浄水は、今後もシンカを続けていきます。
浄水の開発・研究拠点である「X-Water Fab とこなめ」「X-Water Lab しながわ」では、浄水についての研究や、浄水栓・カートリッジの性能向上に向けた技術開発が日々続けられています。水道水に含まれる残留塩素が嫌なにおいを出す原因となっていることはすでに述べましたが、残留塩素を除去した浄水を調理に使うことで、不快なにおいに邪魔されず調理品本来のおいしさを楽しめることもLIXILの研究で明らかにしています※5。LIXILでは、このような浄水の価値についての研究や発表も、引き続き行っていきます。
※5 LIXILプレスリリース 2024年9月30日 https://newsroom.lixil.com/ja/2024092701

味覚センサーで味を数値化
におい嗅ぎGC-MSで検出成分のにおいを確認

また、浄水栓を使っていただくことが、環境負荷にどれくらい影響するかを、2026年2月フルハシ環境総合研究所とともに算出しました。
LCA(ライフサイクルアセスメント)をご存知でしょうか。これは、原料調達から製造、流通、廃棄、リサイクルまでの、製品のライフサイクルで生じる環境負荷を、総合的・定量的に評価する手法です。LIXILでは、国立研究開発法人産業技術総合研究所が開発・運用する、日本の代表的なLCA原単位データベースIDEAに基づき、LIXILのオールインワン浄水栓の本体とカートリッジ1本分のGHG(温室効果ガス)排出量と、それらでつくることができる浄水と同量のペットボトル水のGHG排出量を算出し、比較しました。その結果、浄水のほうが9割以上もGHG排出量が削減される結果となりました※6
「外出時の水分補給にはペットボトル、自宅では浄水を使う」など、場所や用途によってかしこく水を使い分けることの大切さがうかがえる調査結果となりました。
※6 オールインワン浄水栓(JF-AP461SYX(JW))、浄水カートリッジ(JF-K41)を用いてデータベースAIST-IDEA v3.4 およびLIXIL実測値等を元に算出。比較対象としての2Lペットボトル入りミネラルウォーターはIDEA およびPETボトルリサイクル推進協議会のデータ等を用いて算出。(2026年2月 株式会社 フルハシ環境総合研究所 調べ)


「世界水の日」を機に、水について考えてみませんか?

LIXILは、世界中の人びとの豊かで快適な住まいを実現するために、自然と共生する持続可能な暮らしを目指します。その取り組みの中でも、「水の持続可能性の追求」は重要なテーマであり、これまで、水栓と水まわり製品で実現してきた節湯・節水性能の向上、水使用の効率化に加え、高い浄水技術による安全性を高めたおいしい水の提供は、この目標へと向かう私たちの大きな方針となっています。
3月22日「世界水の日」をきっかけに、かけがえのない水資源について改めて考え、より賢く効率的に、そしてさらに豊かに快適に水と暮らしていくことを、LIXILは社会と一体となって考えていきます。
浄水栓・浄水カートリッジに関するこれまでの試みと最新の情報はLIXIL浄水ポータルサイトにて公開しております。ぜひご覧ください。

<LIXIL浄水ポータルサイト>
https://www.lixil.co.jp/lineup/faucet/water-purifier/



About LIXIL
LIXILは、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。ものづくりの伝統を礎に、INAX、GROHE、American Standard、TOSTEMをはじめとする数々の製品ブランドを通して、世界をリードする技術やイノベーションで、人びとのより良い暮らしに貢献しています。現在約53,000人の従業員を擁し、世界150カ国以上で事業を展開するLIXILは、生活者の視点に立った製品を提供することで、毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支えています。
株式会社LIXIL(証券コード: 5938)は、2025年3月期に1兆5,047億円の連結売上高を計上しています。
LIXILグローバルサイト:https://www.lixil.com/jp/

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この企業の情報

組織名
株式会社LIXIL
ホームページ
https://www.lixil.com/jp/
代表者
瀬戸 欣哉
資本金
6,853,000 万円
上場
東証プライム
所在地
〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1大崎ガーデンタワー24階

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