新日鉄住金 インドネシア自動車用鋼板製造・販売合弁会社(KNSS)が起工式を開催
- 新日鐵住金株式会社
- 2015年08月26日
- 14:10
~クラカタウ社との合弁会社「PT KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN」~
新日鐵住金株式会社(代表取締役社長:進藤孝生、以下「当社」)とPT KRAKATAU STEEL(PERSERO)Tbk(以下「クラカタウ社」)の自動車用鋼板製造・販売事業の合弁会社である「PT KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN」(以下「KNSS社」)は、このたび8月25日に、インドネシア共和国バンテン州チレゴン・クラカタウ工業団地内の工場建設地にて起工式を執り行いました。起工式には、チレゴン市長をはじめとして、インドネシア政府関係者、在インドネシア日本国大使館関係者、クラカタウ社Ruky監査役会会長、当社代表取締役副社長太田克彦など約180名が出席いたしました。
インドネシア自動車マーケットは中長期的にさらなる需要伸長が期待されており、防錆鋼板・高張力鋼板等への自動車メーカーのニーズ拡大も見込まれております。これに対し、KNSS社は、連続焼鈍ライン(冷延鋼板製造用)と溶融亜鉛めっきライン(亜鉛めっき鋼板製造用)を一体化させた最新鋭自動車鋼板製造ライン「Galvanizing,Annealing and Processing Line(GAPL)」を設置することで、自動車用外板、高張力鋼板を含む高級・高品質の冷延鋼板・溶融亜鉛めっき鋼板を提供し、インドネシア自動車メーカーのニーズに的確に対応してまいります。
当社とクラカタウ社は本事業の実施により、インドネシア自動車産業のさらなる発展に貢献していく所存です。
[KNSS社の概要](正式名称:PT KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN)
・設立 2012年12月
・工場所在地 インドネシア共和国バンテン州チレゴン・クラカタウ工業団地内
・社長 有田直正
・事業内容 自動車用冷延鋼板、および(合金化)溶融亜鉛めっき鋼板の製造・販売
・資本金 142百万米ドル
・出資比率 新日鐵住金80%、クラカタウ社20%
・生産能力 48万トン/年
・設備投資額 約3億米ドル
・営業運転開始 2017年半ば(予定)
・従業員数 約280名(予定)
[クラカタウ社の概要](正式名称:PT KRAKATAU STEEL (PERSERO) Tbk)
・設立 1971年
・本社所在地 チレゴン(ジャカルタ西 約100km)
・代表者 President Director Sukandar
・事業内容 薄板・形鋼・棒線・鋼管等の鉄鋼製品の製造・販売
・総資産 約26億米ドル(2014年実績)*インドネシア政府が株式の80%を保有
・鋼材販売量 約230万トン/年(2014年実績)
(お問い合わせ先) 広報センター TEL: 03-6867-5807、2135