弘前大学(青森県弘前市/学長:福田眞作)では12月15日から19日にかけて、同大農学生命科学部附属金木農場で生産した米「つがるロマン」と「てんたかく」(2キロ入り)を学生に無料で配布しました。これは、「物価の高止まり」や「米価格の高騰」により生活に不安を抱える学生を支援するため、市民からの寄附金を財源とした学生生活支援事業の一環として実施したものです。希望する約3,000人の学生に配布するとともに、学生食堂でも提供することで、学生の食費負担の軽減を図りました。
配布した米は、金木農場(※)の休耕田を活用して栽培したもの。生産量は約13~14トンで、このうち約10トンを今回の配布事業に充てています。
配布は12月15日から17日まで文京町キャンパスで、12月18日および19日は本町キャンパスで実施。初日の15日には、福田眞作学長が学生に直接、袋入りの米を手渡しました。
受け取った学生からは「無料で2キロのお米をいただけるのはとてもありがたい。これから長期の休みに入るのでとても助かる(理工学部4年)」「一人暮らしで自炊をしているので、お米をもらえて嬉しい。このお米でチャーハンを作りたい(農学生命科学研究科 修士1年)」「物価高の中で大変助かります。野菜をたくさん使った炊き込みご飯を作りたいです(医学部1年)」といった声が寄せられました。
(※)弘前大学農学生命科学部附属生物共生教育研究センター金木農場のこと。作物学と畜産学を組み合わせた循環型農業を実践し、実習教育とフィールド研究を行っている。
https://nature.hirosaki-u.ac.jp/kyousei/farm/kanagi.html
(参考:弘前大学公式サイト内)
・金木農場産のお米(2キロ)を学生に無料配布しました!
https://www.hirosaki-u.ac.jp/topics/109687/
▼本件に関する問い合わせ先
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