科学の知識で卵を守れ! 「エッグドロップコンテスト2015」を開催
- 文京学院大学女子高等学校
- 2015年06月11日
- 13:57
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校など6校の生徒約200名が集結
文京学院大学女子高等学校は、東京都内の女子校で唯一のSSH指定校です。SSHでの主な活動の1つである学際科学(*)の中で、「卵」を題材に、卵の構造・調理科学・卵が割れる現象などを多角的に学んでいます。今回、「卵」の学びの集大成として、2015年6月20日(土)、文京学院大学本郷キャンパスにて「エッグドロップコンテスト2015」を開催いたします。今回のコンテストには同じSSH指定校である高校を含む6校の生徒約200名が参加します。
(※) 学際科学・・・誰もが知っている自然現象を学習課題に設定し、全教科を横断する視点で知識を統合させる学びです。少人数の班で発問・調査・分析し、まとめた考えを発表します。
【エッグドロップコンテストとは】
約5mの高さから落とした生卵が割れないようにA3の紙とテープだけを用いた装置(卵をくるむもの)を作成し、実際に落下させて装置の性能を競う科学コンテストです。
【当日概要】
当日は、SSH指定校である高校を含む6校の生徒約200名が参加する予定です。
開会式後、工学院大学グローバルエンジニアリング学部塩見誠規教授によるエッグドロップ装置の開発に関連した物理学的分野を中心とする特別講義が行われます。その後、生徒が2名から5名でチームを組み、装置の設計図を作製するところから始まり、実際に装置の作製を経て、最終的に校舎(高さ約5m)から装置を落下させ、破損の有無を審判が判定します。これからの日本の科学界を担う“科学者の卵”の生徒及び、各校の担当教諭へのご取材も可能です。
「エッグドロップコンテスト2015」
■開催日程
2015年6月20日(土) 9:40~16:30
■雨天時
決行
■会場
文京学院大学 本郷キャンパス 仁愛ホールおよびD館6階スカイホール
■住所
〒113-8668 東京都文京区向丘1-19-1
■アクセス
東京メトロ南北線 「東大前」駅 2番出口 徒歩0分
■駐車場
なし(お車・自転車でのご来場はご遠慮いただいております)
■参加校
文京学院大学女子高等学校(SSH)/東京都立戸山高等学校(SSH)/東京都立科学技術高等学校(SSH)/東京都立多摩科学技術高校(SSH)/埼玉県立熊谷西高等学校(SSH)/東京成徳大学中学・高等学校の生徒 および各校教員 計200名程度
■企画・指導
文京学院大学女子高等学校(SSH教育センター教員)
文京学院大学(樋口桂・棚橋信雄)
■当日スケジュール
9:40 開会(文京学院大学本郷キャンパス 仁愛ホール)
9:50~10:40 特別講義(塩見誠規教授;先進工学部機械理工学科)
11:00~12:30 装置作製、エントリー用紙記入(スカイホール)
12:30~13:30 昼食
13:30~15:00 エッグドロップコンテスト(中庭)
15:10~15:40 各校交流会(仁愛ホール)
15:40~16:30 表彰・講評・閉会
この実験に使われる卵は食材にもできる卵ですが、今回は参加生徒の学習のための教材として有効に使用します。参加者一人一人が卵を大切に思い、大切な食材を無駄にすることのないように、その犠牲に報いる実践的な学習ができるよう各教員も配慮しております。卵に対する感謝の気持ちを持ってコンテストに望むよう事前指導しております。
【記事の掲載・イベントの取材に関するお問い合わせ先】
学校法人文京学園 法人事務局総合企画室 担当:三橋、谷川
電話番号:03-5684-4713