- 室内空気質(IAQ)改善を支援し生産性やウェルネスの向上に貢献
- 長寿命バッテリーが内蔵された完全ワイヤレスのセンサーが施工効率と省エネ・省コストを支援
- 高度なセンシング技術で蓄積したデータを活用することで施設運営を効率化
【2025年3月18日、日本・東京発】 スマートで安全かつ健康的、そして持続可能な建物を実現するビルソリューションプロバイダー、ジョンソンコントロールズ株式会社(本社:東京都渋谷区以下:当社)は本日、ワイヤレスCO2センサー「SW-423F-1100」の国内での出荷を開始しました。同製品はセイコーインスツル株式会社とのOEMのもと製品化しています。
特長①設置しやすいデザインを採用し、室内空気質(IAQ)の改善を支援
本ワイヤレスCO2センサーは、建物内のCO2濃度を計測することで、換気を促し、室内空気質(IAQ)の改善を支援、建物利用者の生産性やウェルネスを向上する、および快適環境の実現に貢献します。
また、既存のジョンソンコントロールズのワイヤレス温湿度センサーとマッチするデザインを採用しているため、並べて設置した際の統一性があり、意匠を損ないません。
特長② 完全ワイヤレスで施工効率が高く省エネ・省コストも実現
920MHz帯を利用した無線システムを採用した本センサーは、2.4GHz帯 の従来の自社製品と比べて通信距離が長く、今まで以上に広いスペースでも正確なCO2濃度を計測できます。さらに、ほかの周波数帯の無線ネットワークが存在している環境でも安定した通信を確保できます。
さらに、新製品は消費電力が低く、最大約10年*の長寿命バッテリーを内蔵する完全ワイヤレス型であるため、電源の確保やその他の配線に付随する工事が不要となり、ACアダプター駆動の従来製品よりもさらに、施工期間や工数を削減することができ、エネルギーコストやメンテナンスコストの低減にもつながります。
特長③ 高度なセンシング技術によるデータドリブンな制御で施設運営を効率化
本製品を含むワイヤレス製品群は、ワイヤレスゲートウェイ (
https://www.johnsoncontrols.co.jp/media-center/news/press-releases/2019/01/31/gateway ) を使用することで、当社のビルオートメーションシステム「Metasys」に接続できます。建物の設備管理者はMetasysに接続されたあらゆる設備機器の稼働状況データを一元的に収集・管理でき、精度の高いデータドリブン自動制御を支援します。
ジョンソンコントロールズ株式会社 ソリューション開発本部長の橋本 誠は「この度、発売するワイヤレスCO2センサーは、建物利用者にとって快適な室内環境を提供しながら、施設管理者のオペレーション効率を改善するだけでなくビルオートメーションの可能性をさらに前進させるものと考えています。施設管理者を含む建設業界全体が深刻な人手不足に直面する中、工事やメンテナンスの手間とコストを大幅に削減しながら、Metasysビルオートメーションシステムと本センサーを連携させることで、データに基づく自律的な建物設備のオペレーションを支援します。当社は、今後もスマートで安全で健康的かつ持続可能な建物の実現を支援する製品の開発・提供に取り組んでまいります」と述べています。
■システム出荷開始と販売価格
出荷開始:2025年3月
価格:オープン価格(システム構成や工事内容により異なるため、詳細はお問合せください)
■製品に関するお問い合わせ先
コールセンター 0120-506-255 (8:45 ~ 17:30)
*バッテリー寿命は使用環境に応じて異なります。詳細は仕様書をご確認ください。
(以上)
ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細は www.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで
https://www.facebook.com/johnsoncontrols.jp.be/ もしくはX(旧Twitter)で@JCI_jpをフォローしてください。