2024年9月23日から27日に山形で開催されたISO/IEC JTC1 SC25国際標準化会議に、神奈川工科大学スマートハウス研究センターがデモンストレーションを企画して参加。高い評価を得ました。
2024年9月23日から27日に山形で開催されたISO/IEC JTC1 SC25国際標準化会議に、神奈川工科大学スマートハウス研究センターの関家研究員がデモンストレーションを企画して参加しました。
スマートハウス研究センターは2012年に設立、これまでIoTの国際標準通信規格である「ECHONET Lite (ISO/IEC14543-4-3)」の普及活動を推進してきました。
本会議では、経済産業省の支援の下、一般社団法人エコーネットコンソーシアムと共同で、ECHONET Lite AIFを利用した電気自動車充放電器を遠隔操作するデモンストレーションを行いました。
デモンストレーションでは、コンソーシアム会員である株式会社ACCESS様、株式会社インテック様、およびmui Lab株式会社様のご協力により、各社のHEMSコントローラ3台を神奈川工科大学HEMS認証支援センターに設置した電気自動車充放電器と接続し、ECHONET Lite AIFを利用してリアルタイムで制御しました。
電気自動車のバッテリーを利用して家庭に電力を供給する電気自動車充放電器は、災害時の利用も注目されつつあります。このデモンストレーションにより、ECHONET Lite AIFによって異なるベンダー間の相互接続性が保たれていることが示され、 SC25のメンバーより高い評価を得ました。
神奈川工科大学スマートハウス研究センターは、ECHONET Lite規格の海外普及を目指し、引き続き国際標準化活動を進めてまいります。
・参考:一般社団法人エコーネットコンソーシアムWebサイト
https://echonet.jp/notification/20241209/
▼本件に関する問い合わせ先
神奈川工科大学 研究推進機構
研究広報部門
住所:〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
TEL:046-291-3218
メール:ken-koho@mlst.kanagawa-it.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/