ベトナム・ホーチミンシティ - Media OutReach Newswire - 2025年1月8日 - ホーチミン市開発商業銀行（HDバンク、証券コード：HDB）は、ベトナムの民間銀行として初めて、3兆ベトナムドン（1億1800万米ドル）のグリーンボンドを発行しました。


このグリーンボンドは、環境的に持続可能な事業の資金を調達し、グリーンな経済発展を促進することを目的とし、2年、3年、5年債の三本立てで発行したもので、国際資本市場協会（ICMA）およびローン・マーケット・アソシエーション（LMA）のコンプライアンス基準に準拠しています。
主要機関投資家の高い関心を集め、非常に短期間で全額を調達しました。

このグリーンボンドで調達した資金は、環境保護に寄与し、グリーンな経済発展を促進するHDバンクのサステナブル・ファイナンス・フレームワークに定める基準を満たす事業に充当されます。

発行に先立ち、HDバンクはベトナムの銀行の中でいち早く、ICMAおよびLMAの標準に沿ったサステナブル・ファイナンス・フレームワークを公表しました。

世界銀行の構成機関である国際金融公社（IFC）の支援を受けて策定したこのフレームワークは、ムーディーズの「very good」の格付けを取得しています。

HDバンクの最高経営責任者（CEO）であるファム・クォック・タン（Phạm Quốc Thanh）は次のように述べています。「サステナブル・ファイナンス・フレームワークの策定とグリーンボンドの発行は、持続可能な開発に対する当行の取り組みを示すものです。グリーン成長を促進し、CO2排出量を削減し、2050年までにカーボンニュートラルを実現する政府目標を支援する事業のための長期的な資金を動員します。」

またHDバンクは、ベトナムの銀行としていち早く、グリーン・クレジットとサステナブル・ファイナンスの推進を目指す環境・社会リスク・マネジメント・システムを構築しています。

複数年にわたり、当行は、気候ファイナンスやジェンダー平等の取り組みについて、IFC、ADB、DEG、Proparcoといった国際機関の表彰を受賞しています。

また、ベトナムで初めて、持続可能な開発を監督するESG（環境、社会、ガバナンス）委員会を設置しました。

2024年には、ベトナムにおける持続可能な開発に関するレポートを発表しました。

当行は2024年、ホーチミン市証券取引所（HoSE）のベトナム・サステナブル・ディベロップメント・インデックス（VNSI）の上位20位に5年連続でランクインしました。