東京農業大学の同好会「TFT×nodai」と森永製菓株式会社が収穫祭でコラボレーション
実は料理に活用しやすい「甘酒」。今回、東京農業大学の同好会「TFT×nodai」の学生たちがレシピを考案し、森永製菓「甘酒」のマーケティング担当の渡部 耕平さんとともに試作を重ねて辿り着いたのが、イタリアン「甘酒トマトソースのニョッキ」でした。
「フードロスを減らそう」など食の問題も絡めて活動している「TFT×nodai」の学生たち。日本酒の副産物・酒粕は年間約1,800トン排出され、甘酒や粕汁に使用される一方で、その殆どが飼料や使用されずに廃棄されていると言います。
搾り粕とはいえ、酒粕には日本酒を造る過程で生まれた栄養素が凝縮されているため、昔から様々な料理で活用され重宝されてきました。その酒粕を50年以上前から「甘酒」に配合し、日本全国で販売している森永製菓の「より広い世代のお客様に『甘酒』の魅力を知って欲しい」という想いに賛同し、今回のコラボレーションが実現しました。
「TFT×nodai」は“先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが食事を分かち合う”というコンセプトに賛同する東京農業大学の学生たちが参加する同好会で、年に数回、東京農業大学の学食とコラボしてヘルシーなメニューを提供し、その売り上げの一部はTFTを通じて開発途上国に寄付しています。
収穫祭直前、10月21~25日の5日間限定で、東京農業大学 世田谷キャンパスの学生食堂「農大生協カフェテリアグリーン」と共同開発したコラボ企画メニューが販売されました。
森永甘酒を活用してまろやかな甘みがうどんに合う「明太カルボナーラ風うどん/そば」は学生を中心に多くの方が食事し一週間の販売にも関わらずリピーターも発生。学生からは「甘酒が身体にいいと思うので食べた後の罪悪感も感じない」等の感想が述べられました。
そして今回の収穫祭では3日間で合計2,443食の売り上げを達成。目標としていた3,000食にはあと一歩及ばなかったものの、アフリカ、アジアの子どもたちに2,443食もの給食が届けられる予定です。
収穫祭にてお買い上げいただいた皆さま、誠に有難うございました。