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●街にイルミネーションが彩る季節がやってきました
11月に入り各地で、クリスマスツリーの点灯式が行われるなど、街がイルミネーションで彩られる季節が始まりました。せっかくの綺麗な夜景やイルミネーションを撮影したいところですが、思いのほか明るく写ってしまい、上手な写真が撮れないことがあります。
そこで今回は、デジタルカメラを使用した撮影のテクニックについて紹介します。
<イルミネーションの撮影方法>ポイントは夜景モードの活用
コンパクトデジタルカメラや一部のデジタル一眼レフカメラには夜景モードが搭載されています。まずは「夜景モード」に設定し、撮影してみましょう。ほとんどの場合は失敗なく撮れるはずですが、「夜景モード」が搭載されていないデジタルカメラの場合や、さらに工夫して撮影を楽しみたい場合は以下のような設定や方法を試してみてください。
-ホワイトバランス-
カラフルなイルミネーションを撮影する場合、ホワイトバランスの設定はオートではなく、「蛍光灯」や「電球」に設定することで濁りのないクリアーな写真が得られ、白熱電球の光でライトアップされた建物などを撮る場合は「晴天」にすると電球らしい暖かみのある色調で撮影できます。
-露出補正-
夜景を撮影する場合は、画面の中に占める夜空の割合が多いため、カメラ任せでは全体的に明るく写ってしまうケースが見られます。夜空の部分が黒ではなくグレーになる場合は、露出補正をマイナスにし、数値を調整して撮影してみましょう。
-窓の写り込みに気をつける-
展望台やビルの高層階の窓越しから撮影する場合は、室内の照明などの反射が画面内に写りこんでしまう場合があります。照明を消せない場合は、レンズをなるべく窓に近づけてレンズの先端を上着などで覆って撮影しましょう。
- ISO感度設定-
三脚が使えない場合はISO感度を上げて撮影しましょう。使用しているレンズにもよりますが手持ちで撮影する場合は、ISO1600あるいはそれ以上に設定し、手ブレを防ぐことにも注意しましょう。
●イルミネーションを背景に写し込み、自分撮りをしてみよう!
自分撮りをする際、スマートフォンでは、街を彩るイルミネーションなどせっかくの背景をフレームに収めることが難しいですが、広角ワイド撮影が可能なコンパクトデジタルカメラで撮影をすれば、背景のイルミネーションをしっかりと写し込めるため、自分とイルミネーションを収めた、特別感のある写真に仕上げることができます。
ニコンカレッジからのワンポイントレッスン
三脚が使えない場所や室内からガラス窓越しの撮影でも、工夫次第で美しい夜景を撮影することができます。1回でうまくいかない場合でも、撮影した画像を液晶モニターで確認して設定を変えて何度か撮り直してみましょう。
ニコンカレッジ :
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