『シリーズケアをひらく』最新刊『庭に埋めたものは掘り起こさなければならない』を刊行
◆「読んだ人が、生きられるといい。」 ――壮大な勇気をもって自分の「傷」を見ようとした人の探求の書。
- 自閉スペクトラム症により世界に馴染めない感覚をもつ著者。急性骨髄性白血病に罹患するも、病名が告知されなかったことで世界から締め出された感覚に。
周囲の期待に応えて残る人生を終える予定だったが、白血病は寛解し、「生き残ってしまった」なかで始まる摂食障害と、繰り返し見る庭の夢。
しかし、「もうそのやり方では通用しないよ」と告げに来るものが……。
最後に著者はいったい何を掘り出すのか!
過去の苦しみからの解放を願うすべての人に贈る、再生と希望の灯。
◆書誌情報
- シリーズ:シリーズケアをひらく
- タイトル:庭に埋めたものは掘り起こさなければならない
- 著:齋藤 美衣
- 刊行:2024年10月15日
- 判型・頁:A5 216ページ
- 定価:2,200円(本体2,000円+税)
- ISBN:978-4-260-05766-0
◆「シリーズケアをひらく」について
- 「科学性」「専門性」「主体性」といったことばだけでは語りきれない地点から<<ケア>>の世界を探ります。
- 第73回毎日出版文化賞<企画部門>受賞
- シリーズ既刊はこちら:https://www.igaku-shoin.co.jp/series/28
- 本書詳細とサンプルページこちら:https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/115497