新風館 1 階『SPOT』 にて 2024月9/17(火)~9/30(月)開催

公益財団法人日本デザイン振興会（JDP／東京都港区）は、グッドデザイン賞の唯一の公式ストア「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」（運営：野原グループ株式会社）と共同で、京都で初のポップアップイベント「グッドデザイン京都 in 新風館」を2024年9月17日（火）〜9月30日（月）まで開催します。

本ポップアップイベントは、京都市営地下鉄「烏丸御池」駅南改札口に直結するクリエイティブスポット「新風館」の1Fポップアップスペースに、「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」が14日間の期間限定で出店し、グッドデザイン賞受賞商品の中からベストセラーアイテムを販売します。また、JDPは同スペース内に、京都をベースに活動する4組のグッドデザイン賞受賞デザイナーに焦点をあて、受賞デザインおよびこれまでに手がけたデザインを展示・販売する「GOOD DESIGN Designers KYOTO」を同時開催します。
 

【グッドデザイン京都　in 新風館　開催概要】
会期：2024年9月17日（火）～9月30日（月）14日間
会場：京都 新風館 1階POPUPスペース『SPOT』（京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586−2）
開催時間： 11時〜 20時（最終日17時終了）
共催：公益財団法人日本デザイン振興会、野原グループ株式会社


◾️ GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA 京都ポップアップ
グッドデザイン賞の唯一の公式ストア「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」（東京都千代田区、運営：野原グループ株式会社）が京都で行う初のポップアップストア。訪日客も多く訪れるGOOD DESIGN STORE TOKYOでも人気の商品、日本のデザインを感じられる商品、またグッドデザイン賞らしい生活を楽しくする商品など約200点を販売します。

＜販売予定商品例＞（写真左から）
かるた さかなかるた（株式会社 千葉印刷）
仏具 ポタリン（瀬尾製作所株式会社）
バタフライスツール（株式会社天童木工）
コーヒーカップ 安清式 木の器（株式会社ブランディングコーヒー）

◾️GOOD DESIGN Designers KYOTO
グッドデザイン賞から、京都をベースに活躍する受賞デザイナー4組を紹介する特別展示を実施します。プロダクトデザイナー、自転車ビルダー、大学とのコラボレーションプロジェクトなど、多様な領域のデザイナーが手がけたグッドデザイン賞受賞デザインを含む商品を展示し、その場で購入も可能です。

＜出展デザイナー紹介＞
o-lab inc.   綾 利洋氏（コンセプトデザイナー） https://o-lab.jp/
京都大学、米国Yale大学で化学修士号を取得後、バイオ医薬系企業での研究開発の傍ら夜間学校・独学などを経てロサンゼルス郊外のデザインコンサルティングファームに入社。シニアデザイナー兼プロジェクトマネジャーとしての職歴の後、2011年、ものごとをより良くするためのさまざまな「おぉ」を考えるデザイン研究所「o-lab」を京都にて創業。2016年o-lab inc. /オーラボ株式会社設立。分野間の不要な境界線が融解した自由な視点、感性とロジックが交差する思考により、伝統工芸から先端医療機器、時に企業そのものまで、分野を横断してコンセプト創出、デザイン、ブランディング、ディレクションを手がけている。
展示・販売予定：
リバーシゲーム「Teyney さざ波」（2019年度グッドデザイン賞）、アクリルパーティション「Q」（2021年度グッドデザイン賞）、ペーパーウェイト、栓抜き３種、ルーペ、アルミ小箱、（以上、協和精工株式会社）、「文染」インク、万年筆、固形墨、ガラス硯（以上、株式会社竹田事務機）、KIKOE 平盆（株式会社溝川）、CYRUS 9  焚火台（株式会社NAGOMI）
 

「Teyney さざ波」 （2019年度グッドデザイン賞）

「パーティション Teyney Q」 （2021年度グッドデザイン賞）

▶︎o-lab inc. の受賞デザイン一覧（グッドデザイン賞ウェブサイト） https://www.g-mark.org/gallery/companies/a9dfff9d-2c4a-4a7f-a91e-48dc9ef24f55

SEIKI DESIGN STUDIO　石井 聖己氏（プロダクトデザイナー）https://www.ishiiseiki.com/
京都を拠点に活動、国内外のさまざまなクライアントと協働し、戦略開発からアウトプットまで一貫してサポートする。表面化している課題の解決だけでなく、将来に渡る本質的な課題解決や持続可能な価値創造の実現を目指している。また、アイデアの源泉として日々の生活における無意識な感情や衝動をきっかけに、素材のもつ表情を大切にし、シンプルな造形にこだわりデザインしている。

展示・販売予定：
ツボ押し marron(ほぼ日)、ポカリスエット リターナブル瓶 250ml(大塚製薬)、ブックスタンド Puska、ブックエンド Mass（以上、株式会社規文堂、2021年度グッドデザイン賞受賞）、Kupl 片口、猪口（株式会社ナガエ）樹脂トレイ PLAT(JT)、鍋敷き ヒノキのトリペッド(TSUYAMA FURNITURE)、金継ぎセット Urushino Ippo KIT（堤淺吉漆店）

「ブックスタンド Puska」 （2021年度グッドデザイン賞）

「ブックエンド Mass」 （2021年度グッドデザイン賞）

▶︎SEIKI DESIGN STUDIOの受賞デザイン一覧グッドデザイン賞ウェブサイト）https://www.g-mark.org/gallery/companies/caa0fcd8-0ce4-431a-a5c4-5152405f8bb4

ビゴーレ  片岡聖登氏（フレームビルダー） https://vigore.co.jp/
1929年創業の京都の自転車ブランド。3代目である片岡聖登氏はサイクリング、ロードレース、トライアスロンやマウンテンバイクの黎明期からビルダーとしてだけでなく競技者としても知見を深めてきた。「自転車はあくまで脇役。乗り手が乗る体験を純粋に楽しめる自転車。それは、見た目だけではなく確かな道具であること。」というポリシーそのままに、不要なものを削ぎ落とし、機能性を追求することから生まれる美しいシルエットが特長。

展示・販売：山と旅の自転車プラス（GRX820仕様）、70next 知足 ▶︎ビゴーレの受賞デザイン一覧グッドデザイン賞ウェブサイト）https://www.g-mark.org/gallery/companies/d8c09914-f575-499b-ac48-7bfec3e6ceef

Whole Love Kyoto（京都芸術大学＋株式会社CHIMASKI）https://wholelovekyoto.jp/
京都芸術大学 KYOTO T5（京都伝統文化イノベーション研究センター）とデザイン会社CHIMASKIが協働し、伝統工芸産業の作り手の継承と新たな使い手を創出するプロジェクト。伝統工芸の素材・道具・技術の特異性、優位性をリサーチし、その魅力を国内外に向けて発信。同時にそこで再発見した素材・道具・技術を現代の生活の中で使い手が用いたくなる製品に転化させる。新たな事業を創造することにより、伝統工芸産業の持続可能なモデルを構築する。京都で作り、京都で販売。ここでしか作れないことの価値を共有している。

販売：京都100年かるた（2021年度グッドデザイン賞受賞）　ほか開発商品を展示予定

「京都100年かるた」 （2021年度グッドデザイン賞）

「都伝統文化イノベーション研究センター/ ホールラブキョウト」（2019年度グッドデザイン賞）

▶︎Whole Love Kyotoの受賞デザイン一覧（グッドデザイン賞ウェブサイト）https://www.g-mark.org/gallery/companies/19c09c22-52bd-4557-a4c6-1e54bbca1b56


【グッドデザイン賞について】　https://www.g-mark.org/ 日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。1957年に通商産業省（現経済産業省）によって創設された「グッドデザイン商品選定制度（通称Ｇマーク制度）」を母体とし、以来60年以上にわたり実施され、その歴史は日本の産業やデザインのマイルストーンとも言えます。
2014年より日本デザインのプロモーションの観点から、受賞商品をPRする拠点「GOOD DESIGN STORE」を海外で展開、2015年からは東京・有楽町に「GOOD DESIGN Marunouchi」を開設し、展示とイベントを通じて最新のデザインを提示する活動を行っています。
 

【GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARAについて】　https://gds.tokyo/  GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARAは、「GOOD DESIGN STORE」(グッドデザイン賞受賞商品のみを販売するデザインショップ)の国内初の店舗です。“デザインのちからによって人々の暮らしや社会がより豊かになるように”との想いから、野原グループ株式会社の新規事業として2017年4月にスタートしました。
コンセプトは、良いデザインとの出会いを生み、新しい心地よさを発見する場所であること。グッドデザイン賞が考える「よいデザイン」に囲まれた心地よい暮らしを提案しています。丸の内店は約2,000点、オンラインストアは約1,500点の歴代のグッドデザイン賞を受賞したアイテムを販売しています。