■リングアナウンサーのライセンスを番組に活かす！？

9月2日(月)から、「newsおかえり」に中村想人（ABCテレビアナウンサー）が加入します。中村アナは入社１年目の新人で、大学時代はボート部に所属していたこともあり、デビュー時には「年間300日ほどの合宿生活で培った根性と体力を今後に活かしたい」とコメントしていました。
小学生から高校生まではボクシングに打ち込み、高校生のころには全国の大会でベスト８に入るほどの実力だったそう。アナウンサーを目指したきっかけも「小学生のころに初めて後楽園ホールでプロボクシングの試合を観戦しました。そこでリングアナウンサーが選手を紹介するときに、一瞬で会場の空気を盛り上げていたのを聞いて感動し、アナウンサーをすごいと思った」ことだそうです。実は中村アナは、日本でも７人しかいないJBC（一般財団法人・日本ボクシングコミッション）が認定するプロボクシングの興行リングアナウンサーライセンスを保有しています。
ボートやボクシングの経験を糧に、「持ち前の根性と体力を活かしたい」という中村アナウンサーに「news おかえり」レギュラー出演にあたっての意気込みを聞きました。 Q1. 自己紹介と「おかえり」を担当すると聞いた時の気持ちをお願いします

「みなさん、おかえりなさい！ABCテレビ新人アナウンサーの中村想人（なかむら・そうと）です！　このたび、『news おかえり』を担当することになりました。元々“報道”には非常に関心をもっていたのですが、改めて担当することになり身の引き締まる思いです。家の方針でゲームや漫画が禁止されていたので、幼いころから新聞を読むのが好きで習慣になりました。ちょっと固いですが、そのせいで『政治』『経済』『司法』に興味があります。特に選挙取材はぜひやってみたいです！　」

Q2.学生時代は商学部で“保険”を学んだとか、どうしてアナウンサーになったのですか？

「保険はリスクを考える仕事です。リスクとそれに見合う対価を突き詰める面白さに引き込まれ、飽きることなく没頭しました。アナウンサーを目指したのは同じようにずっと好きでいられることを突き詰める仕事をしたいと思ったからです。商学部だけに“あきない”仕事についた、という感じですね」

Q3. ボクシングのリングアナライセンスを持っているそうですが、どんな資格ですか？

「会場に来てくださったお客様に試合の状況を的確に伝えるのが主な内容です。といっても、実況中継とは違って、試合開始前の選手紹介や、今が何ラウンド目なのか、そして試合の結果はどうなったのかを伝えるのが仕事です。『赤コーナー、チャンピオン〇〇』『ラウーンド、ワン！』『ただ今の試合の勝者は〇〇！』というのを想像してもらうと分かりやすいでしょうか。」

Q4.今後、挑戦してみたい企画はありますか？

「リングアナウンサーの経験を活かせるなら、何か中継に出た場所で人が登場するときに盛り上げたご紹介ができると思うので、そんな企画をやってみたいです。生まれて初めて大阪で仕事をするのですが、関西に早くなじんで顔を覚えてもらえれば嬉しいです。」

 Q5.視聴者のみなさまへ意気込みをどうぞ

「ボート部で培った体力で関西の色んなところに取材へ行きます。素直な気持ちを大事に自分の言葉で分かりやすく等身大の今を伝えたいと思います。街角で私を見かけたらぜひ気軽にお声がけください！　熱のこもったご紹介をして盛り上げます！」