Rejuvenate Biomed社とSAS、AIを駆使した疾患診断薬の再利用発見ツールを開発
加齢性疾患用の創薬パイプラインを加速化
この包括的なローコードツールでは、既知の生物医学的関係からデータを取得し、SASのアナリティクス技術を使用して、自明でない新規の生物学的相互作用を明らかにするアルゴリズムを実装しながら、レポート作成にはSAS Visual Analyticsを活用します。使いやすさを追求したこのツールは、コーディング経験が少ない生物科学研究者にも使いやすいだけでなく、最先端の計算生物学チームが高度な分析モデルを開発するための基盤としても機能します。さらにこの両社の連携により、Rejuvenate Biomed社は自社の創薬プラットフォーム、サードパーティサービス、および医薬品開発パイプラインのさらなる発展と拡張に必要なツールと技術を備えることになります。
Rejuvenate Biomed社の創設者兼CEOであるAnn Beliën博士は、次のように述べています。「SASとの連携は、両社の研究開発チームの強みをさらに強化するものです。このパートナーシップを推進し、SAS Viyaの機能を活用することで、我々は自社の創薬プラットフォームと連携機能を強化しながら、社内のポートフォリオ開拓のリスクを軽減し、開発を加速させることができると期待しています」
SASの応用AIおよびモデリング部門担当バイスプレジデントであるUdo Sglavoは、次のように述べています。「Rejuvenate Biomed社との連携により、当社は生物医学研究用AIの最前線に立つことになり、SAS Viyaを通じて最先端の応用AIとアナリティクスを支えるという当社のコミットメントがさらに強化されます。Rejuvenate Biomed社が、独自開発の創薬エンジンのさらなる発展のためにSAS Viyaを採用したことは、データ分析の効率を高め、医薬品開発のライフサイクル全体を加速させる、体系的でスケーラブルなAIソリューションのトッププロバイダーであり続けるという当社の取り組みを裏付けるものです」
Rejuvenate Biomed社について
Rejuvenate Biomed社は、加齢性疾患の原因を対象とする治療薬の開発を行う臨床段階のバイオテクノロジー企業です。Rejuvenate Biomed社は、独自に開発した臨床検証済みの2つの創薬プラットフォーム(AI対応でインシリコのCombinAgeTMとインビボのCelegAgeTM)を駆使して、神経筋疾患、筋骨格系疾患、代謝性疾患、心血管疾患、腎臓疾患、神経変性疾患など、さまざまな加齢性疾患を対象とした5つの画期的な併用薬の開発パイプラインを構築してきました。同社のリード化合物であるRJx-01はフェーズ2に到達しており、すでにサルコペニアの治療に大きな可能性を示しています。同社の疾患横断的な創薬プラットフォームは、パイプラインの成長とパートナーシップの可能性を促しながら、引き続き未来の治療薬へ知見を提供していきます。ベルギーを拠点とするRejuvenate Biomed社は、ヘルシーエイジングの推進に取り組んでいます。
詳細については、https://www.rejuvenatebiomed.com/en にアクセスするか、communications@rejuvenatebiomed.comまでお問い合わせください。
*2024年8月1日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース( https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2024/august/rejuvenate-biomed-drug-repurposing-ai.html )の抄訳です。本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。
SASについて
SASはデータとAIのリーディング・カンパニーです。SASの革新的なソフトウェアと業界特化型のソリューションが、世界中のお客様にデータを信頼できる意思決定に変換するパワーを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。