【京都水族館】いきものや飼育スタッフにもっと近づける新エリア 「ミテッテ」が7月20日(土)にオープン

オリックス株式会社

いきものへの思いを伝える新展示が登場、オープン限定イベントも開催

京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:坂野 一義)は、2024年7月20日(土)より、いきものの水槽やいきものに関する多彩な展示、ワークショップイベントの開催などを通して、お客さまといきもの、飼育スタッフとの距離が近づくコミュニケーションエリア「ミテッテ」をオープンしますのでお知らせします。
新エリア「ミテッテ」(イメージ)

ワークショップ「描こう京都の希少生物」(イメージ)

「ミテッテ」は、2階「交流プラザ」を改装して誕生する新エリアです。いきものをもっと見てほしい、展示をじっくり見てほしいという思いを込めて「ミテッテ」と名付けました。京都水族館の東西をつなぐ中央に位置し、海の展示から川や里山をテーマにした展示への中継地点として、水と陸をイメージした内装デザインで明るく自然を感じられます。

「ミテッテ」は、これまでも展示してきた、珊瑚礁にすむチンアナゴやニシキアナゴ、クマノミなどを近くで観察できる水槽展示に加え、いきもの以外のさまざまな展示が充実します。当館が推進する、子どもたちや地域社会と一緒に未来の地球にバトンをつなぐ活動「AQTION!(アクション)※1」のほか、開業当初から実施してきたワークショップの工作品や、飼育スタッフが身に着ける装備品の展示など、当館の情報発信基地として、いきものや飼育スタッフにもっと近づける展示をお届けします。また、これまで以上に多彩なワークショップイベントや企画展などを開催する予定です。

「ミテッテ」のオープンを記念し、二つの限定イベントを開催します。一つ目は、館内の魚名板のイラストを担当する魚譜画家・長嶋祐成氏をお招きし、京都水族館で飼育する希少種を描く「描こう京都の希少生物」を開催します。二つ目は、9月30日(月)まで開催中の「くらげと傘と風鈴と※2」で展示しているクラゲ京和傘をイメージした、オリジナル京和傘を制作する「ミニ和傘のコラージュ体験」を開催します。

京都水族館は、今後もさまざまな展示を通して、多くの方にいきものの魅力や生態を知っていただく機会を提供してまいります。

※1 2021年12月20日付リリース:京都水族館・すみだ水族館のサステナビリティ推進プロジェクト 未来の地球にバトンをつなぐ活動「AQTION!(アクション)」
https://www.kyoto-aquarium.com/news/details/4021.html
※2 2024年5月16日付リリース:クラゲづくしな和空間が京都の夏を彩る「くらげと傘と風鈴と」5月30日(木)開始
https://www.kyoto-aquarium.com/news/details/6002.html



1. 新エリア「ミテッテ」概要
「ミテッテ」は、これまでも展示してきた珊瑚礁にすむチンアナゴやニシキアナゴ、クマノミなどを近くで観察できる水槽展示に加え、いきもの以外のさまざまな展示を新たに追加し、お客さまがいきものや飼育スタッフにもっと近づけるエリアとしてオープンします。エリアには、複数のカラフルな展示棚を配し、子どもたちや地域社会と一緒に未来の地球にバトンをつなぐ「AQTION!」の活動報告や、開業当初から実施してきたワークショップの工作品の展示、飼育スタッフが身に着けている装備品や飼育スタッフのいきものにまつわる収集品などを展示します。

展示水槽を囲うように配置した多数のテーブルとイスは、ワークショップやイベントの開催にあわせてレイアウトが変化します。また、展示を見ながらほっと一息つく休憩スペースとしてもご利用いただけます。
ミテッテ(イメージ)

■エリアを象徴する展示棚「ワークショップの木」
エリアの入口には2012年の開館当初から京都水族館で実施してきたさまざまなワークショップの工作品を展示するシンボルツリー「ワークショップの木」がお客さまをお迎えします。

フェイクグリーンやサンゴ砂、貝殻、流木などで装飾されたツリーには、開館1年目に実施した魚型の旗「おさかなフラッグ」づくりや、いきものを正面から観察する楽しさを伝える「魚面」づくりなど、これまでお客さまとともに制作した工作品約30点を展示します。展示品の隣には当館飼育スタッフによる、いきものをもっと知ってもらう解説や開発に込めた思いも展示します。
ワークショップの木(イメージ)

■飼育スタッフのこだわりと愛が詰まった展示ロッカー「STAFF STATION」が登場
飼育スタッフのこだわりといきものへの愛をお届けする展示スペース「飼育スタッフの部屋」には、ロッカー型の扉のついた仕掛け棚「STAFF STATION」が登場します。ロッカーの中には、飼育スタッフが身に着ける装備品やトレーニングで利用するアイテム、さらに、ペンギンの羽やアザラシのヒゲなど、飼育スタッフがひそかに収集しているいきものにまつわるものを展示します。飼育スタッフには欠かせない愛用品なども収納されており、ロッカーの扉を一つ開けるごとに飼育スタッフに一歩近づけるような展示になっています。

※展示内容は時期により異なります。
STAFF STATION(イメージ)

■新ワークショップスペースでいきものを知る・学ぶ多彩な体験を提供
京都水族館では、「AQTION!」の活動の一環として、小さなお子さまも参加できる、いきものをテーマにしたワークショップを定期的に実施しています。「ミテッテ」は、交流と学びのきっかけとなるワークショップスペースが拡大しました。

レイアウト変更が自由自在なテーブルとイスを採用し、お子さま向けのワークショップだけでなく、特別講義や大人向けのワークショップなど、イベントにあわせた空間づくりが可能で、これまで以上に幅広い多種多様な体験をご提供していきます。
ワークショップスペース(イメージ)

2. 「ミテッテ」オープン記念限定イベント 概要
■魚を観察して描くワークショップ「描こう京都の希少生物」

京都水族館では、京都府に生息する絶滅危惧種の保全を目的とし、淡水魚や両生類の生息域外保全※3や飼育下での繁殖に取り組んでいます。

今回、新エリア「ミテッテ」に誕生したワークショップスペースを活用し、「山紫水明」エリアで飼育を行うオヤニラミ・カワバタモロコ・タンゴスジシマドジョウの3種類の希少魚を描く1日限定のワークショップを開催します。

当日は、館内のいきものを紹介する魚名板や入館チケットのいきもののイラストを担当する魚譜画家・長嶋 祐成(ながしま ゆうせい)氏を講師としてお迎えし、魚の観察ポイントや描き方のコツを教えていただき、実際にいきものを観察しながら思い思いの魚を描きます。

※3 絶滅危惧種を守るため、安全な施設にいきものを保護して、それらを増やすことにより絶滅を回避する方法。
ワークショップ(イメージ)

開催日時:2024年7月24日(水)
子どもの部(小学生):午前10時30分~正午
大人の部(中学生以上):午後1時30分~3時
料金:1名1,500円(税込み)※水族館入場料別。
定員:各回15名※定員に達し次第販売を終了いたします。
参加方法:特別チケットをWebket公式ウェブサイトから事前にご購入のうえ、
2階「ミテッテ」にお越しください。
販売開始:2024年7月10日(水)
Webket公式ウェブサイト:https://webket.jp/pc/ticket/index?fc=00293&ac=8001

魚譜画家・長嶋祐成氏
1983年大阪生まれ。幼い頃から生き物に親しみつつ絵を描く。京都大学総合人間学部にて現代思想を、服飾専門学校にてクリエイティブを学ぶ。その後広告・コミュニケーション業界でのディレクター勤務を経て、2016年に画家として独立し石垣島へ移住。著書に『きりみ』『THE FISH 魚と出会う図鑑』(いずれも河出書房新社)、展覧会「魚へのまなざし−長嶋祐成と大野麥風−」(尼崎市総合文化センター、2023年)、「川」(京都蔦屋書店、2024年)など。
魚譜画家・長嶋祐成

■クラゲ京和傘を作ろう「ミニ和傘のコラージュ体験」
2024年5月30日(木)~9月30日(月)の期間で開催しているイベント「くらげと傘と風鈴と」では、多種多様なクラゲを墨彩画で描いたクラゲ京和傘を展示しています。

新エリア「ミテッテ」のオープンを記念し、オリジナルのクラゲ京和傘を制作するワークショップを3日間限定で開催します。絵柄は、京都水族館で飼育しているミズクラゲ、タコクラゲ、アカクラゲの3種類のクラゲからお選びいただけます。和紙やコンテ※4などを使用し、クラゲの色塗りと装飾をお楽しみください。

※4 画材の一つでクレヨンの一種
ミニ和傘完成イメージ

開催日時:2024年8月7日(水)・21日(水)・28日(水)午後4時~5時
料金:1名5,300円(税込み)※水族館入場料別。
定員:各回12名※定員に達し次第販売を終了いたします。
参加方法:当日、1階チケットカウンターで参加券を購入し、2階「ミテッテ」にお越しください。
販売開始:実施当日のみ、1階チケットカウンターにて販売。
※7月中旬より、入場券参加券がセットになった特別チケットを海外からのお客さまに向けサイトKKdayにて発売予定です。
 詳細は京都水族館公式ウェブサイト各外国語ページの「Advance Tickets」よりご確認ください。

※京都水族館はオリックスグループです。

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