開発途上国の観光行政官が千葉県の観光開発から学ぶ
道の駅「発酵の里こうざき」や佐原地区の視察に14か国15名が参加
JICA東京では、開発途上国から観光行政官を受け入れ、日本で観光マーケティングや観光客誘致の手法を学ぶことを目的とした研修を実施しています。開発途上国では、外貨獲得や雇用創出、地域開発の観点から観光客の誘致に取り組む国が多くあります。当研修では、日本での観光を使った地域振興の事例、特に観光セクターのSDGsへの貢献事例(サステイナブルツーリズムなど)を中心に視察し、帰国後に彼らの国での観光開発に活かすことを目指したプログラムとなっています。今回は、全国初の発酵をテーマとした道の駅「発酵の里こうざき」にて発酵の歴史や文化、またテーマを設定しての観光拠点整備の事例を視察します。また神崎酒造蔵では日本酒の製造工程や醸造文化を知り、観光振興との繋がりについて理解を深めます。午後の香取市佐原地区の視察では地元金融機関と民間開発事業者の合弁による歴史的建築群をモダンな宿泊施設等への再開発を視察するなど、千葉県の多彩な観光資源、歴史・文化の奥深さ等を活かした観光振興について学びます。是非取材をご検討ください。
【取材可能な研修日程】
※当日は研修監理員が同行し、通訳(日本語-英語)を行います。
※研修中は、一部2グループに分かれて研修を行います。2グループ共に取材可能です。
【6月18日(火)】
(グループ1)10:30 - 12:00
【視察】道の駅「発酵の里こうざき」(千葉県香取郡神崎町松崎855)
(グループ2)10:40 - 12:00
【視察】鍋店(なべだな)株式会社 神崎酒造蔵(千葉県香取郡神崎町神崎本宿1916)
※午後は2グループが合流して視察。
14:30 – 16:00
【視察】香取市佐原の伝統的建造物群保存地区 Nipponia Sawara(香取市佐原イ1708-2 KAGURA棟)
<研修概要>
研修コース名:観光マーケティング・プロモーション(A)(B)
研修期間:2024年6月11日~2024年7月13日(33日間)
研修参加国:モンゴル、ネパール、ペルー、ソロモン諸島、東ティモール、アルメニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、エジプト、エチオピア、ヨルダン、コソボ、マラウイ、タンザニア、ザンビアの観光行政関係者 合計15名