アルプスアルパインの温室効果ガス削減目標がSBT認定を取得
脱炭素社会の実現へ向けた取り組みを加速
アルプスアルパイン株式会社(TOKYO:6770、代表取締役社長:泉英男、本社:東京都 大田区、以下「アルプスアルパイン」)は、この度当社が掲げる 2030年度までの温室効果ガス排出量削減目標について、国際機関「SBTイニシアチブ(Science Based Targets Inisiative)」※1による認定を取得したことをお知らせします。SBT認定とは、企業が設定した温室効果ガス排出量削減目標が、パリ協定の求める水準「世界の平均気温の上昇を産業革命前より2℃を十分下回る水準、出来る限り1.5℃に抑える」ための科学的な根拠に基づいた目標(Science Based Targets)である際に与えられる認定です。
SBT認定を取得したアルプスアルパインの温室効果ガス削減目標
■Scope1(事業者自らによる温室効果ガスの直接排出)
■Scope2(当社が購入・使用した電気・熱・蒸気の生産による排出)
2030年度までに、温室効果ガス排出量を90%削減 (基準年2021年)
■Scope3(Scope2以外の間接排出)
2030年度までに、当社が購入した製品及びサービス、上流輸送・配送、販売した
製品の使用による温室効果ガス排出量を25%削減 (基準年2021年)
脱炭素社会の実現に向けた取り組みについて
当社は企業理念である「アルプスアルパインは人と地球に喜ばれる新たな価値を創造します。」に基づき、持続可能な社会への貢献と企業価値の向上を目指した取り組みに注力しています。中でも気候変動問題に関しては、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、バリューチェーン全体の温室効果ガス排出量実質ゼロを⽬指した活動を推進しています。
今回SBT認定を取得した目標のうちScope1・2の達成に向けて、アルプスアルパインは省エネ設備や再生可能エネルギーの導入に対する積極的な投資を行っています。Scope3の達成に向けては、サプライヤーの温室効果ガス算定支援を含むエンゲージメント活動を推進しています。また、2024年度より、Scope1・2・3削減を目的とした社内タスクフォースを設置し、2030年までの削減目標達成をより確実なものにしていきます。
アルプスアルパインは今回のSBT認定を受けて、さらなる脱炭素化に注力するとともに、環境貢献製品の創出や、生産に伴うエネルギーの削減、資源の有効活用等、グリーン社会の実現に向けた取り組みを加速していきます。