アルプスアルパイン初のサステナビリティファイナンスによる資金調達について

アルプスアルパイン株式会社

 アルプスアルパイン株式会社(TOKYO:6770、代表取締役社長:泉英男、本社:東京都 大田区、以下「アルプスアルパイン」)は、当社初となるサステナビリティ・リンク・ローン(以下「SLL」)およびポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下「PIF」)による資金調達を実行しました。


■サステナビリティ・リンク・ローン・フレームワークの策定およびSLLによる調達

 アルプスアルパインは、企業理念である「アルプスアルパインは人と地球に喜ばれる新たな価値を創造します。」を実践することで、持続可能な社会への貢献と企業価値の向上を目指しています。アルプスアルパインではサステナビリティを経営課題と捉え、社会・産業構造の変化、技術の進化及び製造業における競争の激化に対応可能な事業変革を全社で推進するために、2020年に設定したマテリアリティの見直しを行い、社会課題の解決に取り組んでいます。

 アルプスアルパインは、今般、三井住友信託銀行株式会社の協力のもと、新たにサステナビリティ・リンク・ローン・フレームワーク※1(以下「本フレームワーク」)を策定し、本フレームワークに基づいたSLLの融資契約を締結しました。※2

 本フレームワークでは、サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下「SPTs」)や適用金利、レポーティング等のSLL要件を統一的に定義しており、これにより、各金融機関の個別取引に本フレームワークを汎用的に適用したSLLの取り組みが容易となります。なお、本フレームワークの策定にあたっては、株式会社日本格付研究所から第三者意見書※3を取得しています。


■PIFによる調達

 アルプスアルパインのサステナビリティ重要課題への取り組みを対象として、アルプスアルパイングループが設定したKPI(株式会社三菱UFJ銀行の開示文書※4内に記載あり)を踏まえ、当社の事業活動が環境・社会・経済にもたらすインパクトを包括的に分析・評価し、SDGsの目標達成に対しポジティブなインパクトを与える取り組みを金融面から支援いただくことを目的として、株式会社三菱UFJ銀行が提供するPIFの契約締結に至りました。※4
 なお、本契約に際し、株式会社三菱UFJ銀行にて株式会社日本格付研究所から第三者意見書※3を取得しています。

 アルプスアルパインは今後もサステナブルファイナンスのスキームを活用し、多様な資金調達を実施するとともに、SPTs 達成に向けた施策を推進することを通じ、SDGs達成に貢献していきます。SDGs の目標達成のための取り組みをより一層強化し、持続可能な社会の実現と、企業価値の向上に努めてまいります。

<参考リンク>
※1 別紙 アルプスアルパイン株式会社 サステナビリティ・リンク・ローン・フレームワーク
  https://www.alpsalpine.com/cms.media/Framework_ja_20240329_33aaeb860a.pdf

※2 三井住友信託銀行株式会社の開示文書
  https://www.smtb.jp/-/media/tb/business/pdf/240329.pdf

※3 日本格付研究所 (JCR)
  https://www.jcr.co.jp/

※4 株式会社三菱UFJ銀行の開示文書
  https://www.bk.mufg.jp/houjin/info/pdf/alpsalpine_seiyaku.pdf

以上

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