鈴与シンワートのアルコールチェック＆検温クラウドサービス「あさレポ」と連携開始

株式会社ユビテック（本社：東京都港区、社長：大内 雅雄）は、このたび、白ナンバー事業者の安全運転管理を包括的にサポートするサービス「D-Drive」の「アルコール・インターロック」機能をアップデートし、他社のアルコールチェックサービスとの連携を可能にしましたのでお知らせします。第1弾としてICT企業の鈴与シンワート株式会社（本社：東京都港区、代表取締役 社長執行役員：德田 康行、以下「鈴与シンワ―ト」）の運転前アルコールチェック&検温※1クラウドサービス「あさレポ」とサービス連携します。

1. アップデート背景
「アルコール・インターロック」は、一定濃度以上のアルコールが呼気から検出された場合にエンジンを始動できないようにする機能です。「D-Drive」の「アルコール・インターロック」機能では、一定濃度以上のアルコールが呼気から検出された場合や、運転者のアルコールチェックの記録がない場合に車両のエンジンがかからない仕組みを構築しています。従来は、「D-Drive」専用のアルコール検知器を用いてアルコールチェックをクリアした場合にのみ、デジタルキーが発行され、車載機によるエンジンロックが解除できる仕組みを提供していましたが、本機能をより多くの事業者に活用いただけるようアップデートしました。

2. アップデート内容と「あさレポ」との連携について
今回のアップデートで、他社サービスに記録されたアルコールチェック結果を「D-Drive」に連携することで「アルコール・インターロック」機能が利用できるようになりました。

ドライバーが「あさレポ」でアルコールチェックを行い、管理者が乗車許可を行うと、システム連携により「D-Drive」アプリからエンジンロックを解除するためのデジタルキーをダウンロードできます。本サービスは、パートナー企業としてオリックス自動車株式会社（本社：東京都港区、社長：上谷内 祐二）が営業取次と車載機の取付け管理を行い、日本全国への提供体制を強化しつつ普及拡大を目指します。
3. 今後の展開
「D-Drive」は、日々の情報を総括した安全運転・最適な車両管理が実現できるよう、多種多様なアルコールチェックサービス・アルコール検知器、車両の予約情報等との連携をすすめます。

ユビテックは、企業理念「人と社会に安全と快適を」のもと、IoT×AI・データ活用をコア技術とし、ドライバーなど「ヒト」にまつわる「危険予知・予防」をコンセプトとしたサービスを展開してまいります。また、SaaSによって機能のブラッシュアップやサービス連携を進め、企業経営の安全性と生産性の向上を目指した付加価値の創造を続けてまいります。

※1 検温は、「あさレポ」と連携する検温機能付きアルコールチェッカー利用時に可能です。
  ■株式会社ユビテック「D-Drive」概要
＜コンセプト＞
「D-Drive」は、業務で車両を利用する企業に必要な安全運転管理（酒気帯び確認、体調変化の検知、危険運転検知・防止※2）を包括的に支援するサービスです。
「運転前アルコールチェックの徹底」（アルコール・インターロック機能）、「アルコールチェックの記録」（酒気帯び確認機能）、「運転日誌の管理」「車両の稼働率の可視化」（運行管理、車両管理機能）を行います。
※2 体調変化の検知・危険運転検知は順次サービス提供開始予定

＜アルコール・インターロックの仕組み＞ ■鈴与シンワ―ト株式会社　「あさレポ」概要
運転前アルコールチェック＆検温※1クラウドサービス「あさレポ」は、運転前のアルコールチェックと検温記録を専用のクラウドサーバで一元管理するサービスです。運転前に利用することで酒気帯び運転や発熱時運転を予防します。道交法のアルコール検知器使用義務、2024年4月1日施行の旅客自動車運送事業運輸規則改正などに対応します。

＜「あさレポ」の特長＞
（1）小型携帯用デバイスとスマホだけで、いつでもどこでもアルコールチェック＆検温
（2）AI顔認証、GPS位置測定でなりすましを防止
（3）測定データはクラウドサーバで一元管理
（4）月額基本料0円の従量課金プランも用意

運転前アルコールチェック＆検温クラウドサービス「あさレポ」のサービス詳細はこちら（https://saas.shinwart.co.jp/asarepo/）からご覧ください。

（株式会社ユビテックはオリックスグループです）