デロイト トーマツ、NFT開発ツールを新ブロックチェーン「Astar zkEVM」に拡張し、ゲームアプリ構築

デロイト トーマツ グループ

Astar Network提供のAstar zkEVMに対応し、企業のNFT活用サービス構築支援が可能に。スポーツ庁のテクノロジー活用推進事業で実証

デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下、デロイト トーマツ/代表執行役社長:佐瀬真人)は、自社で保有しているNFT開発ツールを、Stake Technologies Pte. Ltd.(代表:石川 駿、以下「Astar Network」)およびStartale Labs Pte. Ltd.(代表取締役CEO:渡辺 創太、以下「Startale Labs」)が提供する新たなブロックチェーン「Astar zkEVM」に拡張し、このほど、野球をテーマにしたNFTゲームアプリのプロトタイプを構築しました。この取り組みは、デロイト トーマツが、企業や団体のAstar zkEVMを使ったNFTを活用したサービス構築を支援した初の事例です。Astar zkEVM上における野球関連ゲームの構築としても初めてです。

デロイト トーマツはNFTサービス構築に必要となるブロックチェーン上の基本的なプログラムをAPIとして保有・提供し、2023年6月にはPolygon上で提供を開始したクリエイター支援プラットフォーム「LIFE LOG BOX」に導入するなど、様々なブロックチェーン上の効率的なサービス開発をサポートしています。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20230608.html

「Astar zkEVM」はブロックチェーン最大規模のユーザー数を有するイーサリウムの拡張機能であるレイヤー2技術を実装し、互換性のある環境を保持しています。さらにネットワーク上の取引処理を行う際にゼロ知識証明(zk Proof)と呼ばれる技術を活用することにより、高度な処理能力・拡張性(スケーラビリティ)・安全性が担保されていることが特徴です。今後、グローバルの様々なWeb3ツールやソリューションが提供されていく予定で、グローバル企業向けの多用途ソリューションとして注目されています。

今回開発するゲームアプリは、デジタルを活用した野球の打撃練習システムについて、練習の成績に応じてNFTの「エンブレム」が付与され、アバターの成長をゲーム感覚で楽しめる仕組みです。将来的にはエンブレムを交換し合ったり、育てたアバターでチームを作って野球の試合に見立てた対戦ゲームを行う等、競い合って練習のモチベーションを向上させるゲーム要素を盛り込む予定です。

ベースボールログコレクト(ベスログ)画面イメージ

■スポーツ庁「スポーツ×テクノロジー活用推進事業」
アプリの開発は、デロイト トーマツが受託した令和5年度 スポーツ産業の成長促進事業「スポーツ×テクノロジー活用推進事業」によるものです。本事業は、DXやテクノロジーを用いてスポーツデータを活用することで、スポーツをより身近に感じることができる機会の提供や、スポーツの付加価値を高め、新たな収益源となるための実証事業を目的としています。中学生向け野球アカデミーの生徒を対象に、2024年1月から2024年2月にかけて実証事業を実施しています。
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/detail/jsa_00182.html

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