北九州市でデジタルインボイスの実証実験を開始
デジタル庁と共にPeppolによる請求書受領を2月よりスタート
本実証実験は、北九州市における調達・請求に関する事務の効率化を実証し、効率化により北九州市が掲げる稼げるまちへの実現に寄与し地域利益に還元することを目指しています。
ウイングアーク1stは北九州市と地域課題を解決する北九州市発の地域創生モデル「ザ・北九州モデル」を締結しており(※)、本実証も行政手続きデジタル化推進の一貫となります。ウイングアーク1stは今後も北九州市および自治体のDXを支援してまいります。
◼️デジタルインボイス受信における実証
実 証 期 間 | 令和6年 2月~4月(予定) ※1月から3月発行の請求書を対象とします。 |
実 証 内 容 | 事業者からの請求情報をデジタルインボイスで受信 調達事業の請求情報を、Peppolネットワークを介してデジタルインボイスで実際の支払手続きに使用します。 |
構成 | 今後、受信したデジタルインボイスを後方業務に連携することで、会計業務、支出業務、消込業務など関連する業務の効率化および調達事業者を含めた業務全体のDXを目指して取り組みを進めてまいります。 |
■デジタルインボイスについて
デジタルインボイスとは、国際標準化された構造化デジタルデータによる請求書で、売り手のシステムから買い手のシステムに直接データ連携を目指した仕組み。デジタル庁が中心になり普及を目指しています。
デジタルインボイス推進協議会:https://www.eipa.jp/peppol
■Peppolについて
Peppol(Pan European Public Procurement Online)は、請求書(インボイス)などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな標準仕様であり、OpenPeppol(ベルギーの国際的非営利組織)がその管理等を行っています。現在、欧州各国のみならず、オーストラリア、ニュージーランドやシンガポールなどの欧州域外の国も含め30か国以上で利用が進んでいます。日本の管理局はデジタル庁で、デジタルインボイスの標準仕様である「JP PINT」は、売り手のアクセスポイント(C2)と買い手のアクセスポイント(C3)との間でやり取りされるデジタルインボイスの標準仕様です。
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