【東芝】新体制発足にあたって:代表取締役社長執行役員CEOメッセージ
株式会社 東芝
本日、新たな経営体制が発足し、当社は、安定した経営基盤のもと、新たな成長戦略を実行するための一歩を踏み出しました。
本日、新体制下での最初の取締役会が開催されました。新たに取締役に就任した6名はそれぞれ豊富な経験・知見を有しており、当社の企業価値向上のため、的確な意見・サポートをいただけると期待しています。また、成長戦略を実行するための社内改革を早期に実現させるべく、社内体制を整え、変革を強力に推し進めていきます。
新体制発足にあたり、当社グループの従業員に対しては、ビデオメッセージを発信し、今こそ変革を実行していく時であると呼びかけました。2025年に創業150周年を迎える当社は、次の100年に向けてかつてない改革に取り組み、変身していかなければなりません。世の中にないものを生み出し、代わりがないからこそお客様に支持され、大きな利益をあげて、それを将来に再投資できるようにしていく必要があります。そのために、まず4つの分社体制を実質的に廃止し、本日付で私が4社の社長を兼務する体制に移行しました。今後4社の法人格の統合を含め、最適な事業運営体制に向けた検討をしていきます。また、国内外において成長する領域や利益が大きい領域に資源を最適に配置します。そして、早期に、グループ従業員全員で、ROS10%を達成し、会社を成長軌道へと戻します。
しかし、変わらないこともあります。我々のいかなる困難もやりきる逃げない力、そして技術における信頼と長期的なコミットメントを評価いただき、多くのお客様から信頼を得ていると自負しています。これらは決してなくしてはいけない財産であり、これからの100年にも受け継がなければなりません。「人と、地球の、明日のために。」の経営理念のもと、従業員が働くことに誇りと喜びを感じる会社、社外の方からもこの会社で働きたいと思っていただける会社、光り輝く東芝を取り戻すとともに、よりお客様のニーズに応えていけるよう、CEOとして先頭に立ち、変革をリードしていきます。
今後も皆様のご理解とご支援をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 社長執行役員 CEO
島田 太郎