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成蹊大学(東京都武蔵野市、学長:森雄一)は、日々刷新されるICT環境を見据え、学生がよりアクティブに参加する新しい学習環境を整備する取り組みの一環として、2023年度に全教室(※一部演習室を除く)の視聴覚設備を全面リニューアルしました。
今回のリニューアルでは、利用者が自身のスマートフォン等の端末で二次元コードを読み込み、AV操作システムにアクセスできる仕組みを施工業者と共同で開発しました。これにより、学内関係者であれば誰でも視聴覚設備を起動・操作できるようになったため、学生にも自由に利用を開放しております。二次元コードの読み取りによる起動や、学生への教室視聴覚設備の開放は国内の大学の中でも 先進的な取り組みであると認識しております。
これに加え、全教室にApple TVとMiracastワイヤレスディスプレイアダプターを導入し、教室のどこからでも端末の画面を無線投影できるようになりました。さらに、全教室にWeb会議システム対応の音声ケーブルを設置するとともに、一部大教室に自動追尾カメラ、収録機器を設置し、形態に応じて『いつでも、どこでも』双方向型の遠隔授業の実施が可能となりました。リニューアル後に実施したアンケートでは、「学生が自主的にプレゼン発表の準備をするようになった」、「学生各自のPCで投影ができるようになり、参加型の授業が活発化した」といった声や、投影操作の簡便さから、「学生の議論の進展に合わせて参考資料を投影できるようになり、学生の関心に素早く対応できるようになった」との声が挙がっています。
【ポイント】
・利用者が自身の端末で二次元コードを読み込んでAV機器を起動・操作できる視聴覚設備へリニューアル
・教育だけでなく学生も自主学習や課外活動での視聴覚設備の利用が可能(学生への視聴覚設備の開放は国内でも先進的な取り組み)
・学内全域に整備されたWi-Fi環境と、BYODによる持込み端末を活用したアクティブラーニングを推進
・全教室にApple TV、Miracastワイヤレスディスプレイアダプターを導入し、教室のどこからでもスクリーンに画像を無線投影することが可能
・オンライン授業、収録に必要な設備を増強し、双方向型のオンライン授業、オンデマンド教材作成に対応する教室を拡充
・全教室(※一部演習室を除く)の設備を一括更新することで機器および操作方法を統一。ユーザビリ ティ、アクセシビリティが大幅に向上
【補足】
成蹊大学では、2023年11月に防音スタジオを整備し、教員だけでなく学生も自由に動画制作・配信が可能な環境を整備しました。
また、2024年秋に完成予定の大学新11号館には、全学部の学生が文理の垣根を越えて交流するラーニングコモンズを設置いたします。
大学新11号館の詳細は新棟建設特設サイトをご覧ください。
https://www.seikei.ac.jp/university/new_building11/
今後も、継続して学生の自主的な学びを促進する環境の整備を進めて参ります。
▼本件に関する問い合わせ先
成蹊学園企画室広報グループ
TEL:0422-37-3517
FAX:0422-37-3704
メール:koho@jim.seikei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/