駒澤大学が「生理を理解しようとするセミナー」を実施 -- ジェンダーギャップの解消を目指す

駒澤大学

駒澤大学(東京都世田谷区/学長:各務洋子)は11月6日、「生理を理解しようとするセミナー」を実施した。当日は、同大の学校医を務める松本純子医師が、生理にまつわる症状・病気・機会損失について医療従事者の視点から詳細に説明。参加した学生や教職員らは真剣に耳を傾けていた。なお、この取り組みはSDGs Goalの3(すべての人に健康と福祉を)および5(ジェンダー平等を実現しよう)に対応する。  駒澤大学では2021年から「生理用品支援プロジェクト」を実施。企業等の協力を得て生理用ナプキンの無料配布を複数回にわたって行ったほか、学内のトイレに生理用ナプキンの無料ディスペンサー「OiTr」(オイテル)を設置している。  こうした中、それらの支援を通じて、経済的困窮のみならず「周囲からの無理解」といった課題が大きいことを認識。学生からも「男性にももっと生理について知ってほしい」という具体的な声があったことから、生理用品支援プロジェクトを発展させる形で今回のセミナーを開催した。  当日は、学校医の松本純子医師が講師を務め、多くのデータや調査結果を用いながら、月経周期・ホルモン変化・病気・対処方法・関連制度などについて詳細に解説。参加した約30名の学生および教職員らは、自身や身近なひとを思い浮かべながら熱心に話を聞いていた。  同大では今後も、ジェンダーギャップの解消を目指していく。 ■生理を理解しようとするセミナー 実施概要 【日 時】 2023年11月6日(月)10:40~11:40 【講 師】 松本純子 氏(駒澤大学・学校医) 【内 容】  生理がある人、ない人、軽い人、重い人。  生理にまつわる症状・病気・機会損失について、みんなで考えてみませんか?  生理に関する認識・周期・ホルモン変化・症状や病気・影響や損失・低用量ピルなどの対処方法・関連制度・社会の取組みなどについて、データを用いて解説 ■参加者からの感想 「大学でこうした取り組みがあることは励みになる」 「婦人科に行ったことはないが、いつか行こうと感じた」 「低用量ピルについて今後調べていきたい」 「少しでも生きやすい世の中づくりに微力ながらも貢献したいと思った」 「タイトルや男性も参加できる点、生理をタブーとしない先進的な企画だと感じた」 「今回を契機として、女性(あるいは男性)の体やジェンダーギャップについて考える機会を増やしてほしい」 (駒澤大学公式サイト内関連ページ) ・駒澤大学カラダスマイルプログラム  https://www.komazawa-u.ac.jp/campuslife/scholarship/k-smile.html ・食料品・生理用品支援プロジェクト  https://www.komazawa-u.ac.jp/campuslife/scholarship/compassion/ (関連記事) ・駒澤大学が「生理用品支援プロジェクト第4弾」として生理用ナプキン無料化を実現するサービス「OiTr」を導入 -- 生理にともなう様々な負担に悩む学生を継続的に支援(2022.1.7)  https://www.u-presscenter.jp/article/post-47308.html ・駒澤大学が11月15~19日まで食料品・生理用品支援プロジェクト第3弾「食べて、学んで、SDGs」を実施 -- 食料品や文具、生理用品などを無料で配付(2021.11.9)  https://www.u-presscenter.jp/article/post-46999.html ▼本件に関する問い合わせ先 総務部 総務広報課 広報係 住所:〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1 TEL:03-3418-9828 メール:koho@komazawa-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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